23AM10第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)

健康の保持・増進のために好ましくない生活習慣はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

生活習慣の適否を判断する問題です。

適量の目安を確認します。

解説

節度ある適度な飲酒は、健康日本21において1日あたり純アルコールでおよそ20グラム程度とされています。これはビールで中瓶1本、日本酒で1合、ウイスキーでダブル1杯に相当します。

したがって1日100グラムのアルコール摂取は、その5倍にあたり、明らかに過量です。長期にわたれば、アルコール性肝障害(脂肪肝、肝炎、肝硬変)、膵炎、高血圧、脳血管障害、食道癌をはじめとする各種の癌、アルコール依存症、ウェルニッケ脳症などの危険が高まります。したがって好ましくない生活習慣としてこれが正答です。なお、女性、高齢者、飲酒後に顔が赤くなる人では、より少ない量が適当とされます。

1日1万歩の歩行は、身体活動量として推奨される水準にあたり、好ましい生活習慣です。歩行は、生活習慣病の予防、体重管理、骨量の維持、精神的な健康に有益です。

1日5グラムの塩分摂取は、WHOが推奨する食塩摂取量(1日5グラム未満)に沿う水準であり、好ましい生活習慣です。日本の食事摂取基準では、男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満が目標量とされており、日本人の平均摂取量はこれを上回っています。減塩は高血圧と胃癌の予防につながります。

1日500グラムの野菜摂取は、健康日本21が目標とする1日350グラム以上を上回る水準であり、好ましい生活習慣です。

選択肢の確認

1.1日1万歩の歩行
誤り。推奨される身体活動量にあたり、好ましい習慣です。

2.1日100gのアルコール摂取
正しい(好ましくない)。適量のおよそ5倍にあたる過量な飲酒です。

3.1日5gの塩分摂取
誤り。WHOの推奨に沿う水準であり、好ましい習慣です。

4.1日500gの野菜摂取
誤り。目標量を上回る水準であり、好ましい習慣です。

覚えるポイント

  • 節度ある適度な飲酒=1日純アルコール20グラム程度(ビール中瓶1本、日本酒1合)。
  • 食塩の目標量=男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満(WHOは5グラム未満を推奨)。
  • 野菜の目標=1日350グラム以上。歩行の目標=おおむね1日8000から10000歩。
  • 生活習慣病の危険因子=喫煙、過度の飲酒、運動不足、過食、塩分の過剰摂取、ストレス。
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