23AM18|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
大結節稜に停止する筋はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
上腕骨への筋の停止部位を問う問題です。
解説
上腕骨の近位部には、大結節、小結節、そこから下方へ伸びる大結節稜と小結節稜があり、その間が結節間溝(上腕二頭筋長頭腱が通る)です。
大胸筋は、鎖骨部、胸肋部、腹部の三部から起こり、上腕骨の大結節稜に停止します。したがってこれが正答です。作用は肩関節の内転、内旋、屈曲(水平内転)で、内側胸筋神経と外側胸筋神経に支配されます。
大円筋は、肩甲骨の下角付近から起こり、上腕骨の小結節稜に停止します。大結節稜ではありません。作用は肩関節の内転、内旋、伸展で、肩甲下神経に支配されます。
小円筋は、肩甲骨の外側縁から起こり、上腕骨の**大結節(下部)**に停止します。大結節「稜」ではなく大結節そのものです。回旋筋腱板の一つで、肩関節の外旋を担い、腋窩神経に支配されます。
広背筋は、下位胸椎と腰椎の棘突起、胸腰筋膜、腸骨稜などから広く起こり、上腕骨の小結節稜に停止します。作用は肩関節の内転、内旋、伸展で、胸背神経に支配されます。
まとめると、大結節稜には大胸筋、小結節稜には大円筋と広背筋が停止します。この三筋は、いずれも肩関節の内転と内旋に働くことから「内旋筋群」としてまとめて覚えられます。
選択肢の確認
1.大胸筋
正しい。上腕骨の大結節稜に停止します。
2.大円筋
誤り。小結節稜に停止します。
3.小円筋
誤り。大結節に停止します。
4.広背筋
誤り。小結節稜に停止します。
覚えるポイント
- 大結節稜=大胸筋。小結節稜=大円筋と広背筋。
- 大結節=棘上筋、棘下筋、小円筋(回旋筋腱板)。小結節=肩甲下筋。
- 結節間溝=上腕二頭筋長頭腱が通る。ヤーガソンテストで評価。
- 回旋筋腱板=棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋。