23AM25|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
脊髄神経の後枝に由来するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脊髄神経の前枝と後枝を区別する問題です。
解説
脊髄神経は椎間孔を出た後、前枝と後枝に分かれます。
後枝は、背部の深層の筋(固有背筋)と背部の皮膚を支配します。細く、神経叢をつくらないのが特徴です。
大後頭神経は、第2頸神経(C2)の後枝に由来し、後頭部の皮膚知覚を担います。したがってこれが正答です。この神経が絞扼されると後頭神経痛を生じ、天柱や風池の部位に圧痛がみられます。
前枝は、体幹の前外側と四肢の筋と皮膚を支配し、頸神経叢、腕神経叢、腰神経叢、仙骨神経叢といった神経叢を形成します(胸神経の前枝は神経叢をつくらず肋間神経となります)。
肋間神経は、胸神経の前枝です。肋間を走行し、肋間筋と胸腹壁の皮膚を支配します。
橈骨神経は、腕神経叢の後神経束から分かれる神経で、頸神経と第1胸神経の前枝に由来します。上腕三頭筋と前腕伸筋群を支配し、麻痺すると下垂手を生じます。
下殿神経は、仙骨神経叢から分かれる神経で、こちらも前枝に由来します。大殿筋を支配します。
したがって、後枝に由来するのは大後頭神経のみとなります。ほかに後枝に由来する神経としては、第3後頭神経、上殿皮神経、中殿皮神経があります。
選択肢の確認
1.大後頭神経
正しい。第2頸神経の後枝に由来します。
2.肋間神経
誤り。胸神経の前枝です。
3.橈骨神経
誤り。腕神経叢(前枝由来)から分かれます。
4.下殿神経
誤り。仙骨神経叢(前枝由来)から分かれます。
覚えるポイント
- 後枝=背部の深層筋(固有背筋)と背部の皮膚。**大後頭神経(C2後枝)**が代表。
- 前枝=体幹の前外側と四肢。神経叢を形成する(胸神経の前枝は肋間神経)。
- 小後頭神経は頸神経叢(前枝由来)であり、大後頭神経と由来が異なる。
- 大後頭神経の絞扼=後頭神経痛。天柱や風池の部位に圧痛。