23AM29第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)

ATPに含まれるのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

**ATP(アデノシン三リン酸)**の構造を問う問題です。

解説

ATPは、アデニン(塩基)、リボース(五炭糖)、そして3個のリン酸が結合した物質です。したがってリン酸が含まれ、これが正答です。

リン酸どうしの結合は高エネルギーリン酸結合と呼ばれ、この結合が加水分解されてADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に分かれるときに大きなエネルギーが放出されます。このエネルギーが、筋の収縮、能動輸送(ナトリウムポンプ)、物質の合成、神経の興奮伝導など、生体のあらゆる活動に使われます。ATPは「生体のエネルギー通貨」と呼ばれます。

アクチンは、細いフィラメントを構成する蛋白質であり、ATPの構成成分ではありません。ミオシン頭部がATPを分解しながらアクチンと結合と解離を繰り返すことで、筋が収縮します。

チミンは、DNAを構成する塩基の一つです。DNAの塩基はアデニン、グアニン、シトシン、チミンであり、RNAではチミンの代わりにウラシルが用いられます。ATPに含まれる塩基はアデニンです。

デオキシリボースは、DNAを構成する五炭糖です。ATPとRNAに含まれるのはリボースであり、デオキシリボースは酸素原子が一つ少ない糖です。

ATPの産生は、細胞質の解糖系(嫌気的に少量)と、ミトコンドリアのクエン酸回路と電子伝達系(好気的に大量)で行われます。

選択肢の確認

1.アクチン
誤り。筋の細いフィラメントを構成する蛋白質です。

2.チミン
誤り。DNAを構成する塩基です。

3.デオキシリボース
誤り。DNAを構成する五炭糖です。

4.リン酸
正しい。ATPには3個のリン酸が結合しています。

覚えるポイント

  • ATP=アデニン+リボース+リン酸3個高エネルギーリン酸結合にエネルギーを蓄える。
  • ATPの産生=細胞質の解糖系(嫌気的)と、ミトコンドリアのクエン酸回路と電子伝達系(好気的)。
  • DNA=デオキシリボース、塩基はアデニン、グアニン、シトシン、チミン
  • RNA=リボース、塩基はチミンの代わりにウラシル
23AM2823AM30
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