23AM30第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)

腎臓の尿細管で分泌されないのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

尿細管における再吸収と分泌を区別する問題です。

解説

尿の生成は、糸球体での濾過尿細管での再吸収尿細管での分泌の三つの過程からなります。

重炭酸イオンは、体液を弱アルカリ性に保つための重要な緩衝物質であり、失うわけにはいきません。したがって尿細管ではほぼ全量が再吸収されます。分泌されるものではありません。したがってこれが正答です。近位尿細管で大部分が再吸収され、その過程には炭酸脱水酵素が関わります。

尿素は、蛋白質の分解によって生じたアンモニアを肝臓で無毒化した老廃物です。糸球体で濾過された後、一部は再吸収されますが、尿細管からの分泌も受け、最終的に尿中へ排泄されます。

水素イオンは、体内で生じた酸を排泄するために、尿細管から分泌されます。これにより血液のpHが保たれます。腎不全ではこの働きが低下して代謝性アシドーシスとなります。

カリウムイオンは、糸球体で濾過された後、近位尿細管でほぼ再吸収されますが、遠位尿細管と集合管ではアルドステロンの作用によって分泌されます。この分泌によって血中カリウム濃度が調節されます。アルドステロンが過剰になると低カリウム血症を、不足すると高カリウム血症をきたします。

すなわち、再吸収されるもの=グルコース、アミノ酸、ナトリウム、重炭酸イオン、水、そして分泌されるもの=水素イオン、カリウムイオン、アンモニア、尿酸、薬物、と整理できます。

選択肢の確認

1.尿素
誤り。再吸収と分泌の両方を受けます。

2.重炭酸イオン
正しい。ほぼ全量が再吸収され、分泌はされません。

3.水素イオン
誤り。酸を排泄するために分泌されます。

4.カリウムイオン
誤り。アルドステロンの作用により分泌されます。

覚えるポイント

  • 再吸収=グルコース、アミノ酸、ナトリウム、重炭酸イオン、水、クロール。
  • 分泌水素イオン、カリウムイオン、アンモニア、尿酸、クレアチニンの一部、薬物。
  • グルコースは正常では全量再吸収される。閾値を超えると尿糖が出る。
  • アルドステロン=ナトリウムを再吸収し、カリウムと水素イオンを分泌させる。
23AM2923AM31
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