23AM3|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
介護保険制度の内容として正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
介護保険制度の基本的な仕組みを問う問題です。
解説
介護保険制度では、市町村および特別区(東京23区)が保険者となって制度を運営します。したがってこの記述が正しく、正答です。要介護認定の実施、保険料の徴収、給付の管理、地域包括支援センターの設置などを担います。
被保険者の区分については、65歳以上が第1号被保険者、40歳以上65歳未満の医療保険加入者が第2号被保険者です。「65歳以上は第2号被保険者」という記述は逆であり、誤りです。第1号被保険者は原因を問わず要介護状態となれば給付を受けられますが、第2号被保険者は末期がんや初老期の認知症など、16の特定疾病による場合に限られます。
介護を要する状態の予防については、要支援と認定された人に対する予防給付と、地域支援事業としての介護予防事業が設けられており、給付の対象外ではありません。予防を重視する方向へ制度が改正されてきた経緯があります。
財源の構成については、公費(国、都道府県、市町村)がおよそ50パーセント、保険料がおよそ50パーセントです。80パーセントが保険料という記述は誤りです。利用者は原則としてサービス費用の1割(所得に応じて2割または3割)を負担します。
要介護認定は、訪問調査と主治医意見書をもとに、一次判定(コンピュータ)と二次判定(介護認定審査会)を経て、要支援1・2と要介護1から5に区分されます。
選択肢の確認
1.市町村および特別区が保険者である。
正しい。認定、保険料徴収、給付管理を担います。
2.65歳以上は第2号被保険者である。
誤り。65歳以上は第1号被保険者です。
3.介護を要する状態の予防は給付対象外である。
誤り。予防給付と介護予防事業があります。
4.財源の80%は保険料による。
誤り。公費がおよそ50パーセント、保険料がおよそ50パーセントです。
覚えるポイント
- 介護保険の保険者=市町村と特別区。
- 第1号被保険者=65歳以上、第2号被保険者=40歳以上65歳未満(16の特定疾病による場合のみ給付)。
- 財源=公費50パーセント、保険料50パーセント。利用者負担は原則1割。
- 区分=要支援1・2、要介護1から5。認定は訪問調査と主治医意見書による。