23AM32第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)

出産時の子宮収縮にかかわるホルモンはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

分娩に関わるホルモンを問う問題です。

解説

オキシトシンは、視床下部(室傍核と視索上核)で産生され、下垂体後葉から放出されるペプチドホルモンです。作用は次の二つです。

第一に、子宮平滑筋を収縮させることで、分娩時の陣痛を起こし、分娩後の子宮の復古(止血)を促します。したがって出産時の子宮収縮に関わるホルモンとしてこれが正答です。分娩が進むと、子宮頸部の伸展刺激がオキシトシンの分泌をさらに促し、それが子宮収縮を強めるという正のフィードバックが働きます。

第二に、乳腺の筋上皮細胞を収縮させて乳汁を押し出す射乳を起こします。乳児が吸う刺激が求心性に伝わって分泌が促されます。

**エストロゲン(卵胞ホルモン)**は、卵胞から分泌され、子宮内膜を増殖させ、二次性徴の発現に関わります。妊娠末期には子宮平滑筋のオキシトシン受容体を増やして分娩の準備を整えますが、直接子宮を収縮させるホルモンではありません。

黄体形成ホルモンは、下垂体前葉から分泌され、排卵を誘発し、黄体の形成と維持に関わります。分娩には関与しません。

プロゲステロン(黄体ホルモン)は、黄体と胎盤から分泌され、子宮内膜を分泌期に変化させて着床に備え、妊娠中は子宮の収縮を抑えて妊娠を維持します。子宮収縮を起こす方向とは逆に働きます。

選択肢の確認

1.エストロゲン
誤り。子宮内膜の増殖と二次性徴に関わります。

2.黄体形成ホルモン
誤り。排卵を誘発し、黄体の形成と維持に関わります。

3.オキシトシン
正しい。子宮平滑筋を収縮させ、分娩と射乳に関わります。

4.プロゲステロン
誤り。子宮の収縮を抑えて妊娠を維持します。

覚えるポイント

  • オキシトシン=下垂体後葉子宮収縮(分娩)射乳。分娩では正のフィードバックが働く。
  • プロラクチン=下垂体前葉乳汁の産生
  • プロゲステロン=妊娠を維持(子宮収縮を抑制)、基礎体温を上昇させる。
  • 下垂体後葉のホルモン=オキシトシンとバソプレシン(抗利尿ホルモン)
23AM3123AM33
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