23AM44|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
癌と腫瘍マーカーの組合せで最も適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
腫瘍マーカーと癌の対応を問う問題です。
解説
**CEA(癌胎児性抗原)**は、消化器系の癌を中心に広く上昇する腫瘍マーカーで、胃癌、大腸癌、膵癌、肺癌などで用いられます。特異性は高くないため、単独で診断するものではなく、治療効果の判定と再発の監視に用いられます。したがって「胃癌-CEA」が正しく、これが正答です。喫煙者や一部の良性疾患でも軽度上昇することがあります。
肝細胞癌の代表的な腫瘍マーカーは**AFP(αフェトプロテイン)**とPIVKA-II です。**HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)**は、絨毛癌や胞状奇胎、精巣腫瘍で上昇するホルモンであり、妊娠反応にも用いられます。肝細胞癌のマーカーではありません。
食道癌は扁平上皮癌が大部分を占めるため、代表的な腫瘍マーカーはSCC抗原(扁平上皮癌関連抗原)です。CA19-9は膵癌と胆道癌の代表的なマーカーであり、食道癌のものではありません。
肺癌の腫瘍マーカーは、組織型によって異なり、CEA(腺癌)、SCC(扁平上皮癌)、**proGRPとNSE(小細胞癌)**が用いられます。PSA(前立腺特異抗原)は前立腺癌のマーカーであり、肺癌のものではありません。PSAは前立腺に特異性が高く、検診にも用いられています。
選択肢の確認
1.肝細胞癌-HCG
誤り。肝細胞癌はAFPとPIVKA-II です。HCGは絨毛癌などのマーカーです。
2.胃癌-CEA
正しい。CEAは消化器癌を中心に広く用いられます。
3.食道癌-CA19-9
誤り。食道癌はSCC抗原、CA19-9は膵癌と胆道癌です。
4.肺癌-PSA
誤り。PSAは前立腺癌のマーカーです。
覚えるポイント
- CEA=消化器癌(胃、大腸)、肺腺癌。特異性は高くない。
- AFP=肝細胞癌。CA19-9=膵癌、胆道癌。PSA=前立腺癌。
- SCC=扁平上皮癌(食道、肺、子宮頸部)。proGRP、NSE=小細胞肺癌。
- CA125=卵巣癌。HCG=絨毛癌、胞状奇胎、精巣腫瘍。