23AM48第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)

麻痺について正しい組合せはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

麻痺の分布による分類を問う問題です。

解説

麻痺は、その分布によって次のように分類されます。

四肢麻痺両側の上下肢の麻痺。頸髄の損傷や、両側の大脳・脳幹の障害で生じます。したがってこの組合せが正しく、正答です。頸髄損傷では、損傷の高さによって呼吸筋が障害され、人工呼吸管理を要することもあります。

片麻痺一側の上下肢の麻痺。脳血管障害が代表的な原因で、障害された大脳半球と反対側に生じます(錐体路が延髄で交叉するため)。「一側の上肢」だけを指すのではありません。

対麻痺両側の下肢の麻痺。胸髄以下の脊髄損傷が代表的な原因です。「両側の上肢」ではありません。上肢の機能が保たれるため、車椅子での自立や自動車の運転が可能になります。

単麻痺一肢のみの麻痺。末梢神経の障害や、大脳皮質の限局した病変で生じます。「一側の上下肢」ではありません。

したがって、選択肢2、3、4はいずれも定義が入れ替わっており、選択肢1のみが正しい対応となります。

麻痺はまた、性質によって痙性麻痺(上位運動ニューロン障害、筋緊張亢進、腱反射亢進、病的反射陽性)と弛緩性麻痺(下位運動ニューロン障害、筋緊張低下、腱反射消失、筋萎縮)に分けられます。

選択肢の確認

1.四肢麻痺-両側の上下肢
正しい。頸髄損傷などで生じます。

2.片麻痺-一側の上肢
誤り。片麻痺は一側の上下肢の麻痺です。

3.対麻痺-両側の上肢
誤り。対麻痺は両側の下肢の麻痺です。

4.単麻痺-一側の上下肢
誤り。単麻痺は一肢のみの麻痺です。

覚えるポイント

  • 四肢麻痺=両側の上下肢(頸髄損傷)。対麻痺=両側の下肢(胸髄以下の損傷)。
  • 片麻痺=一側の上下肢(脳血管障害)。単麻痺=一肢のみ
  • 痙性麻痺=上位運動ニューロン(筋緊張亢進、腱反射亢進、病的反射陽性)。
  • 弛緩性麻痺=下位運動ニューロン(筋緊張低下、腱反射消失、筋萎縮)。
23AM4723AM49
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