23AM49|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
表在反射でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
表在反射と深部反射を区別する問題です。
解説
**深部反射(腱反射)**は、腱を叩打して筋を急に伸ばし、筋紡錘を刺激することで、その筋が反射的に収縮する反射(伸張反射)です。
下顎反射は、軽く口を開けた状態でオトガイ部を叩打すると咬筋が収縮して口が閉じる反射で、深部反射にあたります。求心路も遠心路も三叉神経が担い、中枢は橋にあります。したがって表在反射でないものとしてこれが正答です。錐体路障害では亢進します。
表在反射は、皮膚や粘膜を刺激することで生じる反射です。以下の三つが該当します。
角膜反射は、角膜に触れると両眼の眼輪筋が収縮して閉眼する反射です。求心路は三叉神経(第1枝)、遠心路は顔面神経で、中枢は橋にあります。意識障害の評価にも用いられます。
腹壁反射は、腹壁の皮膚をこすると同側の腹筋が収縮する反射です。中枢は脊髄(T7からT12)にあり、錐体路障害では消失します。深部反射が亢進するのに対し、表在反射は消失するという対比が重要です。
肛門反射は、肛門周囲の皮膚を刺激すると外肛門括約筋が収縮する反射です。中枢は仙髄(S4からS5)にあり、脊髄損傷や馬尾症候群の評価に用いられます。
選択肢の確認
1.角膜反射
誤り。表在反射であり、三叉神経と顔面神経が関与します。
2.下顎反射
正しい(表在反射でない)。腱を叩打する深部反射です。
3.腹壁反射
誤り。表在反射であり、錐体路障害で消失します。
4.肛門反射
誤り。表在反射であり、仙髄が中枢です。
覚えるポイント
- 深部反射(腱反射)=腱を叩打。上腕二頭筋、上腕三頭筋、腕橈骨筋、膝蓋腱、アキレス腱、下顎反射。
- 表在反射=皮膚や粘膜の刺激。角膜反射、腹壁反射、挙睾筋反射、足底反射、肛門反射。
- 錐体路障害=深部反射は亢進、表在反射は消失、病的反射が出現。
- 下顎反射は求心路も遠心路も三叉神経。