23AM50|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
下肢の徒手検査でないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
徒手検査の対象部位を区別する問題です。
解説
モーレイテスト(モーリーテスト)は、鎖骨上窩で腕神経叢を指で圧迫し、上肢へ放散痛やしびれが誘発されれば陽性となる検査で、胸郭出口症候群を示します。すなわち上肢の検査であり、下肢の徒手検査ではありません。したがってこれが正答です。
パトリックテストは、仰臥位で一方の下肢を4の字に組み(股関節を屈曲・外転・外旋)、膝を外下方へ押し下げる検査で、**股関節(または仙腸関節)**の障害を示します。下肢の検査です。
トーマステストは、仰臥位で一側の股関節を最大屈曲させたとき、反対側の大腿が浮き上がれば陽性となる検査で、**股関節の屈曲拘縮(腸腰筋の短縮)**を示します。こちらも下肢の検査です。
マクマレーテストは、膝関節を屈曲位から下腿を回旋させながら伸展していき、痛みやクリック音が生じれば陽性となる検査で、半月板の損傷を示します。下肢の検査です。
下肢の徒手検査としてはこのほか、SLRテストとブラガードテスト(坐骨神経)、大腿神経伸展テスト、ボンネットテスト(梨状筋症候群)、ラックマンテストと前方引き出しテスト(前十字靱帯)、アプレーテスト(半月板)、トレンデレンブルグ徴候(中殿筋)、アリス徴候(先天性股関節脱臼)、ニュートンテスト(仙腸関節)があります。
選択肢の確認
1.パトリックテスト
誤り。股関節と仙腸関節の障害をみる下肢の検査です。
2.モーレイテスト
正しい(下肢の検査でない)。胸郭出口症候群をみる上肢の検査です。
3.トーマステスト
誤り。股関節の屈曲拘縮をみる下肢の検査です。
4.マクマレーテスト
誤り。半月板の損傷をみる下肢の検査です。
覚えるポイント
- モーレイテスト=胸郭出口症候群(鎖骨上窩の圧迫)。上肢の検査。
- パトリックテスト=股関節・仙腸関節。トーマステスト=股関節の屈曲拘縮。
- マクマレーテスト、アプレーテスト=半月板。ラックマンテスト=前十字靱帯。
- 胸郭出口症候群の検査=アドソン、エデン、ライト、モーレイ、イートン。