23AM53|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
血圧について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
血圧の基本的な概念と測定法を問う問題です。
解説
脈圧は、収縮期血圧と拡張期血圧の差として定義されます。したがってこの記述が正しく、正答です。たとえば血圧が140/80であれば脈圧は60となります。脈圧は一回拍出量と動脈の弾性を反映し、動脈硬化が進むと収縮期血圧が上がり拡張期血圧が下がるため、脈圧が大きくなります。大動脈弁閉鎖不全症でも脈圧が増大します。なお、拡張期血圧に脈圧の3分の1を加えたものを平均血圧といい、末梢血管抵抗をよく反映します。
血圧を測定する際は前腕を強く屈曲するという記述は誤りです。測定時は、上腕を心臓と同じ高さに保ち、リラックスして楽な姿勢で行います。力を入れたり腕を強く曲げたりすると、正しい値が得られません。カフの位置が心臓より低いと高く、高いと低く測定されます。
低血圧は動脈硬化の危険因子であるという記述も誤りです。動脈硬化の危険因子となるのは高血圧です。ほかに、脂質異常症(高LDL、低HDL)、糖尿病、喫煙、肥満、加齢、家族歴が挙げられます。
血圧は心臓の拡張期に最高となるという記述も誤りです。血圧が最高となるのは心臓の収縮期であり、これが収縮期血圧(最高血圧)です。拡張期に最低となり、これが拡張期血圧(最低血圧)です。
選択肢の確認
1.血圧を測定する際は前腕を強く屈曲する。
誤り。上腕を心臓の高さに保ち、リラックスした姿勢で測定します。
2.低血圧は動脈硬化の危険因子である。
誤り。危険因子となるのは高血圧です。
3.血圧は心臓の拡張期に最高となる。
誤り。収縮期に最高となります。
4.収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧という。
正しい。脈圧は一回拍出量と動脈の弾性を反映します。
覚えるポイント
- 脈圧=収縮期血圧-拡張期血圧。動脈硬化で増大する。
- 平均血圧=拡張期血圧+脈圧÷3。末梢血管抵抗を反映。
- 測定=上腕を心臓の高さに、リラックスした姿勢で。
- 高血圧の基準=診察室血圧で140/90ミリメートル水銀柱以上。