23AM70|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午前(科目未分類)
パニック障害の症状はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
パニック障害の症状を問う問題です。
解説
パニック障害は、突然、理由もなく激しい不安と身体症状の発作(パニック発作)が起こる疾患です。
発作の症状としては、動悸、息苦しさ(呼吸困難)、胸の苦しさ、発汗、身体のふるえ、めまい、悪心、しびれ、冷感や熱感があり、さらに「このまま死んでしまうのではないか」という強い恐怖や、現実感の喪失を伴います。発作は数分でピークに達し、通常は数十分以内に治まります。したがって息苦しさが正答です。
発作を繰り返すうちに、「また発作が起こるのではないか」という予期不安が生じ、発作が起きたときに逃げられない場所や助けを求められない場所(電車、エレベーター、人混みなど)を避けるようになる広場恐怖を伴うことがあります。
嗄声は、声がかすれる症状で、反回神経麻痺、声帯ポリープ、喉頭炎、喉頭癌などでみられます。パニック障害の症状ではありません。
妄想は、明らかに事実と異なる考えを訂正できずに確信する症状で、統合失調症や妄想性障害、重度のうつ病でみられます。
幻聴は、実際には音がしていないのに声などが聞こえる症状で、統合失調症の代表的な症状です。自分の悪口を言う声や、行動を批評する声として体験されることが多くみられます。
なお、発作時には身体疾患(心疾患、甲状腺機能亢進症、不整脈)との鑑別が必要であり、身体的な異常が否定されていることが前提となります。
選択肢の確認
1.息苦しさ
正しい。動悸とともにパニック発作の代表的な身体症状です。
2.嗄声
誤り。反回神経麻痺や喉頭の疾患でみられます。
3.妄想
誤り。統合失調症などでみられる症状です。
4.幻聴
誤り。統合失調症の代表的な症状です。
覚えるポイント
- パニック発作=突然の動悸、息苦しさ、発汗、ふるえ、めまいと強い恐怖。数分でピーク。
- 経過=発作の反復→予期不安→広場恐怖。
- 幻聴と妄想=統合失調症の代表的な症状。
- 身体疾患(不整脈、甲状腺機能亢進症)との鑑別が必要。