23PM103|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)
肩関節を90度外転したとき、天井から臑会の長さはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
上腕部の骨度と経穴の位置から距離を求める問題です。
解説
上肢の骨度では、腋窩横紋前端から肘窩まで9寸と定められています。肩関節を90度外転した肢位では、この上腕の長さを基準に経穴の位置を測ります。
臑会は手の少陽三焦経の経穴で、上腕後面、三角筋の後下縁、肩峰角の下方3寸に取ります。
天井は同じ三焦経の合土穴で、肘頭の上方1寸の陥凹部に取ります。
上腕を肩峰角から肘の高さまでおよそ9寸とすると、臑会は上端から3寸下、天井は肘のすぐ上に位置します。したがって、天井から臑会までの距離は6寸となり、これが正答です。
上腕の三焦経の経穴を並べると、**臑会(肩峰角の下3寸)、消濼(その下方)、清冷淵(肘頭の上2寸)、天井(肘頭の上1寸)**となります。
同じ上腕部でも、経脈によって走行する面が異なります。前面外側は肺経(天府は腋窩横紋前端の下3寸、俠白は下4寸)、前面中央は心包経(天泉は腋窩横紋前端の下2寸)、前面内側は心経(青霊は肘窩横紋の上3寸)、後面は三焦経(臑会など)、後外側は大腸経(臂臑は三角筋前縁)です。
骨度は、身長や体格の違いにかかわらず経穴の位置を一定の割合で定めるための基準であり、上肢では腋窩横紋前端から肘窩まで9寸、肘窩から手関節横紋まで12寸を押さえておきます。
選択肢の確認
1.5寸
誤り。計算に合いません。
2.6寸
正しい。上腕を9寸とし、臑会が上端から3寸下にあることから求められます。
3.7寸
誤り。計算に合いません。
4.8寸
誤り。計算に合いません。
覚えるポイント
- 上肢の骨度=腋窩横紋前端から肘窩まで9寸、肘窩から手関節横紋まで12寸。
- 臑会=三焦経、肩峰角の下3寸、三角筋の後下縁。
- 天井=三焦経の合土穴、肘頭の上1寸。清冷淵は肘頭の上2寸。
- 上腕の面=前外側が肺経、前中央が心包経、前内側が心経、後面が三焦経。