23PM104|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)
経穴間の組合せで最も長いのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
要穴を特定して経穴間の距離を比べる問題です。
解説
それぞれの要穴を経穴名に直し、距離を求めます。
三焦の募穴は石門で、下腹部、臍中央の下方2寸、前正中線上にあります。建里は任脈の経穴で、上腹部、臍中央の上方3寸にあります。したがって距離は5寸となり、選択肢の中で最も長くなります。これが正答です。
大腸経の下合穴は上巨虚で、下腿前面、犢鼻の下方6寸にあります。条口は足の陽明胃経の経穴で、犢鼻の下方8寸にあります。したがって距離は2寸です。
脾経の郄穴は地機で、下腿内側、脛骨内縁の後際、陰陵泉の下方3寸にあります。骨度で膝(陰陵泉の高さ)から内果尖までを13寸とすると、地機は内果尖の上方およそ10寸にあたります。漏谷は脾経の経穴で、内果尖の上方6寸にあります。したがって距離はおよそ4寸です。
大腸経の土穴は曲池(合土穴)で、肘窩横紋の外端にあります。手三里は大腸経の経穴で、肘窩横紋の下方2寸にあります。したがって距離は2寸です。
以上を比べると、5寸(選択肢4)、2寸(選択肢1)、およそ4寸(選択肢2)、2寸(選択肢3)となり、最も長いのは三焦の募穴と建里の組合せです。
このような問題では、まず要穴表から経穴名を特定し、次にその部位を思い出すという二段階の手順が必要になります。
選択肢の確認
1.大腸経の下合穴-条口
誤り。上巨虚(犢鼻の下6寸)と条口(下8寸)で2寸です。
2.脾経の郄穴-漏谷
誤り。地機と漏谷でおよそ4寸です。
3.大腸経の土穴-手三里
誤り。曲池と手三里で2寸です。
4.三焦の募穴-建里
正しい。石門(臍下2寸)と建里(臍上3寸)で5寸です。
覚えるポイント
- 任脈の募穴=中極(膀胱、臍下4寸)、関元(小腸、臍下3寸)、石門(三焦、臍下2寸)、中脘(胃、臍上4寸)、巨闕(心、臍上6寸)、膻中(心包、第4肋間)。
- 上腹部の任脈=水分(臍上1寸)、下脘(2寸)、建里(3寸)、中脘(4寸)、上脘(5寸)、巨闕(6寸)。
- 下合穴=足三里(胃)、上巨虚(大腸)、下巨虚(小腸)、陽陵泉(胆)、委中(膀胱)、委陽(三焦)。
- 地機=脾経の郄穴、陰陵泉の下3寸。漏谷=内果尖の上6寸。