23PM106|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)
耳珠と下顎骨関節突起の間の陥凹部で縦に並ぶ経穴が属さない経脈はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
耳の前方に縦に並ぶ経穴の所属経脈を問う問題です。
解説
耳珠(耳の穴の前にある小さな突起)と下顎骨の関節突起の間には、上から順に次の三つの経穴が縦に並びます。
耳門=手の少陽三焦経。耳珠上の切痕と下顎骨の関節突起の間、口を開けたときにできる陥凹部。
聴宮=手の太陽小腸経。耳珠の中央の前、下顎骨の関節突起の後縁、口を開けたときにできる陥凹部。
聴会=足の少陽胆経。珠間切痕と下顎骨の関節突起の間、口を開けたときにできる陥凹部。
したがって、この三穴が属するのは三焦経、小腸経、胆経であり、含まれないのは胃経です。これが正答です。
覚え方としては、上から「耳門(三焦)、聴宮(小腸)、聴会(胆)」と並ぶことを、「三・小・胆」の順で記憶すると確実です。いずれも耳と聴覚に関わる症状(難聴、耳鳴り、耳の痛み)や、顎関節の症状に用いられます。取穴の際は口を開けさせることが共通の要点です。
足の陽明胃経は、顔面部では承泣(眼窩下縁)、四白(眼窩下孔)、巨髎、地倉(口角の外方)、大迎(下顎角の前方、顔面動脈拍動部)、頬車(下顎角の前上方)、下関(頬骨弓の下縁と下顎切痕の間、口を閉じたときの陥凹部)、頭維(額角髪際)と並びます。下関は耳の前方に近い位置にありますが、頬骨弓の下縁にあり、耳珠と関節突起の間に縦に並ぶ三穴には含まれません。また、下関は口を閉じて取穴する点も、耳門・聴宮・聴会と異なります。
選択肢の確認
1.胃経
正しい。この三穴に胃経は含まれません。
2.胆経
誤り。聴会が属します。
3.三焦経
誤り。耳門が属します。
4.小腸経
誤り。聴宮が属します。
覚えるポイント
- 耳の前に上から**耳門(三焦経)、聴宮(小腸経)、聴会(胆経)**が縦に並ぶ。口を開けて取穴。
- いずれも難聴、耳鳴り、耳の痛み、顎関節の症状に用いる。
- 下関(胃経)=頬骨弓の下縁と下顎切痕の間。口を閉じて取穴。
- 翳風(三焦経)=耳垂の後方、乳様突起下端の前方。顔面神経に近い。