23PM107|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)
足の太陰経の絡穴の取穴で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
足の太陰脾経の絡穴を特定し、その部位を選ぶ問題です。
解説
足の太陰脾経の絡穴は公孫です。部位は、足内側、第1中足骨底の内側前下方、赤白肉際に取ります。したがって選択肢3が正答です。公孫は絡穴であるとともに、八脈交会穴として衝脈に通じ、内関(陰維脈)と組み合わせて心・胸・胃の症状に用いられます。
他の選択肢の部位を経穴名に直すと次のようになります。
第1中足趾節関節内側の遠位陥凹部は大都で、脾経の滎火穴です。脾虚証で母(火)を補う際に用いる穴です。
第1中足趾節関節内側の近位陥凹部は太白で、脾経の兪土穴かつ原穴です。肺虚証で母(土)を補う際にも用いられます。
舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部は商丘で、脾経の経金穴です。
脾経の足部の経穴を順に並べると、隠白(井木穴、母趾内側の爪甲角)、大都(滎火穴)、太白(兪土穴・原穴)、公孫(絡穴)、商丘(経金穴)、そして下腿へ上って三陰交(内果尖の上3寸)、漏谷(上6寸)、地機(郄穴)、陰陵泉(合水穴)と続きます。
要穴の名称から経穴を特定し、さらにその部位を答えるという二段階の問題は頻出であるため、要穴表と部位をセットで覚えておくことが重要です。
選択肢の確認
1.第1中足指節関節内側の遠位陥凹部
誤り。大都であり、脾経の滎火穴です。
2.第1中足指節関節内側の近位陥凹部
誤り。太白であり、脾経の兪土穴かつ原穴です。
3.第1中足骨底内側の前下方
正しい。公孫であり、脾経の絡穴です。
4.舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部
誤り。商丘であり、脾経の経金穴です。
覚えるポイント
- 公孫=脾経の絡穴、第1中足骨底の内側前下方。八脈交会穴(衝脈)。
- 脾経の足部=隠白(井木)、大都(滎火)、太白(兪土・原穴)、公孫(絡穴)、商丘(経金)。
- 八脈交会穴の組合せ=公孫(衝脈)と内関(陰維)。心・胸・胃の症状に。
- 脾経の郄穴=地機(陰陵泉の下3寸)。募穴=章門(肝経に属し、臓会でもある)。