23PM108|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)
聴診三角にあたる経穴はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
聴診三角の位置と、そこにある経穴を対応させる問題です。
解説
聴診三角は、僧帽筋の外側縁、広背筋の上縁、肩甲骨の内側縁で囲まれる背部の領域です。この部は筋が薄いため、呼吸音を聴取しやすいことからこの名があります。肩甲骨の下角の内側やや上方にあたり、おおよそ第6から第7胸椎の高さに相当します。
譩譆は足の太陽膀胱経の経穴で、上背部、第6胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸に取ります。まさに聴診三角にあたる位置であるため、これが正答です。膀胱経の外側の線(第2行)に属します。
魄戸は膀胱経の経穴で、第3胸椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方3寸にあります。聴診三角より上方(肩甲棘の高さより上)にあたります。
膏肓は膀胱経の経穴で、第4胸椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方3寸にあります。こちらも聴診三角より上方です。
魂門は膀胱経の経穴で、第9胸椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方3寸にあります。聴診三角より下方にあたります。
高さの目安として、肩甲棘の内端が第3胸椎、肩甲骨の下角が第7胸椎の高さに相当することを覚えておくと、背部の経穴の位置を特定しやすくなります。
なお、これらの経穴はいずれも上背部で正中から離れた位置にあり、直下に肺があるため、深刺による気胸に注意が必要です。斜刺または横刺とします。
選択肢の確認
1.魄戸
誤り。第3胸椎の高さにあり、聴診三角より上方です。
2.膏肓
誤り。第4胸椎の高さにあり、聴診三角より上方です。
3.譩譆
正しい。第6胸椎の高さ、外方3寸にあり、聴診三角にあたります。
4.魂門
誤り。第9胸椎の高さにあり、聴診三角より下方です。
覚えるポイント
- 聴診三角=僧帽筋外側縁、広背筋上縁、肩甲骨内側縁。第6から第7胸椎の高さ。
- 膀胱経の外側の線(外方3寸)=附分(T2)、魄戸(T3)、膏肓(T4)、神堂(T5)、譩譆(T6)、膈関(T7)、魂門(T9)。
- 高さの目安=肩甲棘内端がT3、肩甲骨下角がT7。
- この領域は直下に肺があり、深刺で気胸の危険がある。