23PM111|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)
腰眼の取穴法で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
奇穴である腰眼の取穴部位を問う問題です。
解説
腰眼は奇穴で、腰部、第4腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸5分の陥凹部に取ります。したがってこれが正答です。腰痛、月経痛、婦人科の症状などに用いられます。
第4腰椎棘突起の高さは、左右の**腸骨稜の最高点を結ぶ線(ヤコビー線)**が目安となるため、体表から確認しやすい部位です。この高さには、後正中線上に腰陽関(督脈)、外方1寸5分に大腸兪(膀胱経)、そして外方3寸5分に腰眼が並びます。
腰背部の奇穴としては、ほかに次のものがあります。痞根は、第1腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸5分に取ります。腰眼と同じ外方3寸5分でありながら、高さが第1腰椎である点が異なり、両者の区別が頻出です。
十七椎は、第5腰椎棘突起の下方、後正中線上にある奇穴で、腰痛や月経痛に用いられます。
華佗夾脊は、第1胸椎から第5腰椎までの各棘突起下縁の外方5分に取る一連の奇穴です。
腰部の高さを確認する際は、ヤコビー線(第4腰椎)を基準に棘突起を数えると正確に取穴できます。
選択肢の確認
1.第2腰椎棘突起下縁、外方3寸5分
誤り。第2腰椎の高さには腎兪(外方1寸5分)が並びます。
2.第3腰椎棘突起下縁、外方3寸5分
誤り。第3腰椎の高さには気海兪(外方1寸5分)が並びます。
3.第4腰椎棘突起下縁、外方3寸5分
正しい。腰眼の取穴部位です。
4.第5腰椎棘突起下縁、外方3寸5分
誤り。第5腰椎の高さには関元兪(外方1寸5分)と十七椎(正中)があります。
覚えるポイント
- 腰眼=奇穴、第4腰椎棘突起下縁の高さ、後正中線の外方3寸5分。
- 痞根=奇穴、第1腰椎の高さ、外方3寸5分。腰眼と混同しやすい。
- ヤコビー線=左右の腸骨稜を結ぶ線。第4腰椎棘突起の高さの目安。
- 腰部の背部兪穴=三焦兪(L1)、腎兪(L2)、気海兪(L3)、大腸兪(L4)、関元兪(L5)。