23PM112第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)

経穴とその部にある筋の支配神経の組合せで正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

経穴の部位にある筋と、その支配神経を対応させる問題です。

解説

三陰交は足の太陰脾経の経穴で、下腿内側、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸に取ります。この部位は下腿の深後方コンパートメントにあたり、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋があります。これらの筋を支配するのは脛骨神経です。したがってこの組合せが正しく、正答です。深部には後脛骨動静脈と脛骨神経が走行するため、刺鍼では深さに注意します。

温溜は手の陽明大腸経の郄穴で、前腕後外側、陽渓と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上方5寸に取ります。この部位には長橈側手根伸筋と短橈側手根伸筋などの前腕伸筋群があり、支配神経は橈骨神経です。尺骨神経ではありません。

外関は手の少陽三焦経の絡穴で、前腕後面、橈骨と尺骨の骨間の中点、手関節背側横紋の上方2寸に取ります。この部位には総指伸筋や小指伸筋などの前腕伸筋群があり、支配神経は橈骨神経(後骨間神経)です。正中神経ではありません。正中神経は前腕の前面を走行します。

足三里は足の陽明胃経の経穴で、下腿前面、犢鼻の下方3寸、脛骨前縁の外方1横指に取ります。この部位は下腿の前方コンパートメントにあたり、前脛骨筋があります。前脛骨筋を支配するのは深腓骨神経です。浅腓骨神経は**腓骨筋群(長腓骨筋、短腓骨筋)**を支配し、下腿の外側コンパートメントにあたります。

選択肢の確認

1.温溜-尺骨神経
誤り。前腕伸筋群であり、橈骨神経が支配します。

2.外関-正中神経
誤り。前腕伸筋群であり、橈骨神経(後骨間神経)が支配します。

3.三陰交-脛骨神経
正しい。後脛骨筋などがあり、脛骨神経が支配します。

4.足三里-浅腓骨神経
誤り。前脛骨筋であり、深腓骨神経が支配します。

覚えるポイント

  • 三陰交=脛骨内縁の後際、内果尖の上3寸。後脛骨筋(脛骨神経)。深部に後脛骨動静脈。
  • 足三里=前脛骨筋、深腓骨神経陽陵泉・光明=腓骨筋群、浅腓骨神経
  • 前腕後面(伸筋群)=橈骨神経。前腕前面(屈筋群)=正中神経と尺骨神経
  • 下腿のコンパートメント=前方(深腓骨神経)、外側(浅腓骨神経)、浅後方と深後方(脛骨神経)。
23PM11123PM113
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)