23PM144第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)

機械刺激と温熱刺激を同時に与えることができるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

機械刺激と温熱刺激を同時に与える方法を問う問題です。

解説

灸頭鍼法は、経穴に刺入した鍼の鍼柄に艾球をつけて燃やす方法です。

この方法では、次の二つの刺激が同時に加わります。第一に、鍼の刺入による機械的刺激です。第二に、艾の燃焼による温熱刺激で、これは主に輻射熱として広い範囲の皮膚に伝わります(鍼体を伝わる熱は限定的とされます)。したがって機械刺激と温熱刺激を同時に与えられる方法であり、これが正答です。肩こり、腰痛、関節痛、冷えを伴う症状に広く用いられます。実施にあたっては、艾球の落下による熱傷を防ぐため、艾球を確実に固定し、施術部の下に受け皿や不燃性の布を敷き、施術中は目を離さないことが重要です。

**吸角療法(カッピング)**は、ガラスなどの容器の内部を陰圧にして皮膚に吸着させる方法です。吸引による機械的刺激が主体で、温熱刺激を主目的とするものではありません(火を用いて陰圧をつくる方法でも、温熱を与えることが目的ではありません)。

鍼通電療法は、刺入した鍼に低周波の電流を流す方法です。機械的刺激と電気的刺激が加わりますが、温熱刺激ではありません。

皮内鍼法は、短い鍼を皮膚に水平に刺入して留置する方法です。持続的な弱い機械的刺激を与えるもので、温熱刺激はありません。

選択肢の確認

1.吸角療法
誤り。吸引による機械的刺激が主体です。

2.灸頭鍼法
正しい。刺鍼による機械刺激と艾の燃焼による温熱刺激を同時に与えます。

3.鍼通電療法
誤り。機械的刺激と電気的刺激が加わります。

4.皮内鍼法
誤り。持続的な弱い機械的刺激を与えます。

覚えるポイント

  • 灸頭鍼機械刺激(刺鍼)+温熱刺激(艾の輻射熱)。無痕灸に分類される。
  • 注意点=艾球の落下による熱傷の防止。確実な固定、受け皿、施術中の観察。
  • 吸角(カッピング)=陰圧による機械的刺激。鍼通電=機械+電気。
  • 皮内鍼・円皮鍼=持続的な弱い機械的刺激。
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