23PM151第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)

良質艾の特徴で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

良質艾の特徴を問う問題です。

解説

良質艾は、精製を十分に重ねて夾雑物(葉肉、葉脈、茎)を取り除き、**毛茸(ヨモギの葉裏の白い綿毛)**の割合を高めたものです。

毛茸が白色であるため、良質艾の色は淡黄白色を呈します。したがってこの記述が正しく、正答です。

芳香が少ないという記述は誤りです。良質艾は、腺毛に含まれる精油(シネオールなど)による特有の芳香が強いことが特徴の一つです。夾雑物が多い粗製艾では、この香りが乏しくなります。

燃焼時の最高温度が高いという記述も誤りです。良質艾は毛茸が主体で空気を含みやすいため、燃焼温度が低く、燃焼時間も短くなります。これにより穏やかな熱感となり、皮膚上で直接燃やす透熱灸に適します。温度が高いのは、夾雑物の多い粗製艾です。

繊維が粗いという記述も誤りです。良質艾は繊維が細かく軟らかく、手に取ると軽くふんわりとしています。艾炷を小さくひねりやすい点も、透熱灸に適する理由です。繊維が粗く硬いのは粗製艾です。

まとめると、良質艾=毛茸が主体、淡黄白色、軽く柔らかい、芳香が強い、夾雑物と灰分が少ない、燃焼温度が低い、用途は透熱灸。粗製艾=夾雑物が多い、黒っぽい、粗く硬い、燃焼温度が高く燃焼時間が長い、用途は温灸・隔物灸・灸頭鍼、となります。

選択肢の確認

1.芳香が少ない。
誤り。腺毛の精油による特有の芳香が強いことが特徴です。

2.淡黄白色である。
正しい。毛茸が主体であるため淡黄白色を呈します。

3.燃焼時の最高温度が高い。
誤り。良質艾は燃焼温度が低くなります。

4.繊維が粗い。
誤り。繊維は細かく軟らかいものです。

覚えるポイント

  • 良質艾淡黄白色、軽く柔らかい、芳香が強い燃焼温度が低い透熱灸に適する。
  • 粗製艾=黒っぽい、粗く硬い、燃焼温度が高い。温灸、隔物灸、灸頭鍼に用いる。
  • 艾の主体は毛茸(葉裏のT字型の白い毛)、芳香のもとは腺毛の精油。
  • 製造=乾燥→裁断→石臼→篩→唐箕で選別。精製を重ねるほど良質になる。
23PM15023PM152
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