23PM81|第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)
温熱療法はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
物理療法の分類を問う問題です。
温熱を与えるものを選びます。
解説
極超短波療法(マイクロ波療法)は、周波数の高い電磁波を身体に照射し、組織の分子を振動させることで深部を温める方法です。深達性の温熱療法に分類され、これが正答です。同じく深部を温めるものとして超短波療法と超音波療法があります。金属を含む部位(体内の金属、ペースメーカー)、妊婦の腹部、眼、精巣、知覚障害のある部位には用いません。
紫外線療法は、紫外線を照射する光線療法です。殺菌作用、ビタミンDの生成、皮膚疾患(乾癬、白斑)の治療に用いられます。温熱を与えるものではありません(なお、赤外線療法は表在性の温熱療法にあたります)。
**極低温法(寒冷療法、クライオセラピー)**は、冷却によって炎症と疼痛を抑える方法です。急性の外傷(捻挫、打撲、肉離れ)の直後や、炎症の強い時期に用いられます。温熱療法とは正反対の方法です。
低周波電気療法は、低い周波数の電流を流して鎮痛や筋の収縮を得る電気療法です。経皮的電気神経刺激(TENS)や干渉波療法が含まれます。温熱を主目的とするものではありません。
物理療法は、温熱療法(表在性と深達性)、寒冷療法、光線療法、電気療法、水治療法、牽引療法、超音波療法などに分類されます。
選択肢の確認
1.紫外線療法
誤り。光線療法であり、殺菌や皮膚疾患の治療に用います。
2.極低温法
誤り。寒冷療法であり、急性期の炎症と疼痛に用います。
3.低周波電気療法
誤り。電気療法であり、鎮痛や筋の収縮に用います。
4.極超短波療法
正しい。電磁波により深部を温める深達性の温熱療法です。
覚えるポイント
- 深達性の温熱療法=極超短波(マイクロ波)、超短波、超音波。
- 表在性の温熱療法=ホットパック、パラフィン浴、赤外線。
- 寒冷療法=急性期の炎症と疼痛。電気療法=TENS、干渉波。
- 温熱療法の禁忌=急性炎症、出血、悪性腫瘍、知覚障害、体内金属、ペースメーカー。