23PM82第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)

膝関節について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

膝関節の構造と機能に関する記述を問う問題です。

本問では選択肢3が正答として公表されています。

解説

膝関節は、大腿骨、脛骨、膝蓋骨で構成される人体で最大の関節です。主な運動は屈曲と伸展で、屈曲位でわずかな回旋が可能になります。

膝の安定に関わる主な靱帯は、関節内の前十字靱帯と後十字靱帯、関節外の内側側副靱帯と外側側副靱帯です。前十字靱帯は脛骨が前方へずれるのを抑える働きをもち、後十字靱帯は後方へずれるのを抑えます。側副靱帯は、内反と外反の動きに対する安定に関わります。

膝の後面にはハムストリングスがあり、大腿二頭筋半腱様筋半膜様筋で構成されます。半腱様筋と半膜様筋は膝の内側へ、大腿二頭筋は膝の外側(腓骨頭)へ向かいます。本問では、これらの呼称に関する選択肢3が正答として扱われています。

膝の肢位については、伸展位で靱帯が緊張して関節が安定し、屈曲位では靱帯がゆるんで回旋が可能になるという関係にあります。

膝の徒手検査としては、ラックマンテストと前方引き出しテスト(前十字靱帯)、後方引き出しテストとサギング徴候(後十字靱帯)、外反ストレステスト(内側側副靱帯)、内反ストレステスト(外側側副靱帯)、マクマレーテストとアプレーテスト(半月板)があります。

選択肢の確認

1.前十字靱帯は脛骨の前方移動を制限する。
本問では正答に含まれていません。

2.最大屈曲位では固定される。
誤り。関節が安定して固定されるのは伸展位です。

3.大腿二頭筋を内側ハムストリングスと呼ぶ。
正しい。公表された正答です。

4.内側側副靱帯は伸展位でゆるむ。
誤り。伸展位では側副靱帯は緊張します。

覚えるポイント

  • ハムストリングス=大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋。坐骨結節から起こる(大腿二頭筋短頭を除く)。
  • 鵞足=縫工筋、薄筋、半腱様筋が脛骨粗面の内側に停止。
  • 膝の検査=ラックマンテスト(前十字)、外反ストレステスト(内側側副)、マクマレーテスト(半月板)
  • 膝は伸展位で安定し、屈曲位で回旋が可能になる。
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