23PM89第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)

生体リズムに関する陰陽学説で最も適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

陰陽学説の四つの関係を区別する問題です。

解説

陰陽の関係は、次の四つに整理されます。

陰陽対立は、陰と陽が互いに相反する性質をもち、対立するという関係です。上と下、天と地、昼と夜、熱と寒のような対比です。

陰陽互根は、陰と陽が互いを存在の根拠とし、一方だけでは存在できないという関係です。「陰は陽に根ざし、陽は陰に根ざす」と表現されます。気(陽)と血(陰)が互いに依存する関係がこれにあたります。

陰陽消長は、陰と陽の量が時間とともに増減し、一方が増えれば他方が減るという関係です。四季の移り変わり(冬至から夏至へ陽が増し、夏至から冬至へ陰が増す)や、一日の昼夜の変化がその典型です。したがって生体リズムに最も関係が深いのは陰陽消長であり、これが正答です。日中は陽が盛んで活動的になり、夜間は陰が盛んで休息に向かうという理解につながります。

陰陽制約は、陰と陽が互いを抑制し合ってバランスを保つという関係です。陽が過剰になれば陰がそれを抑え、陰が過剰になれば陽が抑えます。この制約が失われると、陽偏盛や陰虚といった失調が生じます。

なお、これらに陰陽転化(一定の条件下で陰が陽へ、陽が陰へ転じる)と陰陽可分(陰の中にもさらに陰陽がある)を加えて説明されることもあります。

選択肢の確認

1.陰陽消長
正しい。時間とともに陰陽の量が増減する関係で、生体リズムを説明します。

2.陰陽対立
誤り。陰と陽が相反する性質をもつという関係です。

3.陰陽制約
誤り。互いを抑制し合ってバランスを保つ関係です。

4.陰陽互根
誤り。互いを存在の根拠とし、一方だけでは存在できない関係です。

覚えるポイント

  • 陰陽消長=量の増減。四季や昼夜のリズムを説明する。
  • 陰陽対立=相反する性質。陰陽互根=互いを根拠とする。
  • 陰陽制約=互いを抑制しバランスを保つ。陰陽転化=一定条件で転じる。
  • 陽=上、外、熱、動、明るい。陰=下、内、寒、静、暗い。
23PM8823PM90
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