23PM92第23回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第23回午後(科目未分類)

元気の説明で正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

**元気(原気)**の性質を問う問題です。

解説

元気(原気、真気)は、両親から受け継いだ先天の精が変化して生成されたもので、生命活動の最も根本的な原動力です。したがってこの記述が正しく、正答です。腎に蔵され、三焦を通り道として全身をめぐり、臓腑と経絡の働きを推し進め、成長と発育、生殖を支えます。生後は、脾胃がつくり出す後天の精によって絶えず補充されます。四肢の原穴は、この元気が集まり通過するところとされ、臓腑の虚実を診断し治療する部位として重視されます。

血とともに脈中を行くという記述は、営気の説明です。営気は水穀の精気から生じ、脈中を流れて全身を栄養します。

清気とも言うという記述も誤りです。清気は、肺が呼吸によって自然界から取り込む気を指します。清気は水穀の気と結合して宗気となります。

夜間に人体の陰の部を二十五周するという記述は、衛気の説明です。衛気は脈外を流れ、日中は陽の部を25周、夜間は陰の部を25周するとされ、これが覚醒と睡眠のリズムに関わると説明されます。

気の分類を整理すると、元気(先天の精から、三焦を通り全身へ)宗気(清気+水穀の気、胸中に集まり呼吸と心拍を支える)営気(水穀の精気、脈中、栄養)、**衛気(水穀の悍気、脈外、防御と腠理の開閉)**となります。

選択肢の確認

1.血とともに脈中を行く。
誤り。営気の説明です。

2.清気とも言う。
誤り。清気は肺が取り込む自然界の気です。

3.夜間に人体の陰の部を二十五周する。
誤り。衛気の説明です。

4.先天の精が変化生成したものである。
正しい。腎に蔵され、三焦を通じて全身をめぐります。

覚えるポイント

  • 元気(原気)先天の精から生じ、腎に蔵され、三焦を通じて全身へ。生命活動の原動力。
  • 原穴は元気が集まるところ。臓腑の虚実の診断と治療に用いる。
  • 宗気=清気+水穀の気、胸中。営気=脈中、栄養。衛気=脈外、防御。
  • 元気は後天の精によって絶えず補充される。
23PM9123PM93
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)