24AM38第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第24回午前(科目未分類)

乳癌の確定診断に最も重要なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

癌の確定診断に必要な検査を問う問題です。

解説

生検(バイオプシー)は、病変の一部または全部を採取して顕微鏡で組織を観察する検査です。癌であるかどうか、そしてどのような組織型(腺癌、扁平上皮癌など)かを判定できるのは、この病理組織学的な検査だけです。したがって確定診断に最も重要であり、これが正答です。

乳癌では、超音波やマンモグラフィで疑わしい病変を見つけた後、穿刺吸引細胞診や**針生検(コア針生検、吸引式組織生検)**を行って確定診断をつけます。あわせて、ホルモン受容体(エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体)とHER2の発現、増殖能を調べ、治療方針(内分泌療法、抗HER2療法、化学療法)の選択に用います。

触診は、しこりの有無、大きさ、硬さ、可動性、皮膚の変化(えくぼ徴候、皮膚の陥凹)、腋窩リンパ節の腫脹を確認する基本的な診察です。診断の手がかりにはなりますが、確定診断はできません。

超音波検査は、しこりの性状(形、境界、内部の様子、血流)を評価する検査で、若年者や乳腺の密度が高い人でも有用です。放射線被曝がなく繰り返し行えますが、これも確定診断には至りません。

エックス線検査(マンモグラフィ)は、乳癌検診の中心となる検査で、触知できない微細石灰化や腫瘤影を検出できます。検診による死亡率の低減効果が示されていますが、こちらも確定診断はできません。

すなわち、画像検査は「疑う」ための検査であり、「確定する」のは病理検査であるという原則を押さえます。これは乳癌に限らず、すべての癌に共通します。

選択肢の確認

1.触診
誤り。しこりや皮膚の変化を確認する基本的な診察です。

2.超音波検査
誤り。病変の性状を評価しますが、確定診断はできません。

3.エックス線検査
誤り。マンモグラフィは検診の中心ですが、確定診断はできません。

4.生検
正しい。病理組織学的な検査により確定診断が得られます。

覚えるポイント

  • 癌の確定診断=病理検査(生検、細胞診)。画像検査は「疑う」ための検査。
  • 乳癌=マンモグラフィと超音波で発見、針生検で確定。
  • 乳癌の所見=硬く可動性の乏しいしこり、えくぼ徴候、乳頭の陥凹、血性の乳頭分泌、腋窩リンパ節腫脹。
  • 治療方針の決定に、ホルモン受容体とHER2の発現を調べる。
24AM3724AM39
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