24AM45|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午前(科目未分類)
対光反射の遠心路はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
対光反射の反射弓を問う問題です。
解説
対光反射は、光の刺激に対して瞳孔が縮小する反射で、その経路は次のとおりです。
求心路=光が網膜で受容され、**視神経(第2脳神経)**を通って中脳へ伝えられます。
中枢=中脳の動眼神経副核(エディンガー・ウェストファル核)。
遠心路=動眼神経(第3脳神経)の副交感成分が、毛様体神経節で中継され、節後線維が瞳孔括約筋に至ります。
効果器=瞳孔括約筋が収縮して縮瞳が起こります。
したがって遠心路は動眼神経であり、これが正答です。光を当てた側の瞳孔が縮小するのが直接対光反射、反対側も縮小するのが間接対光反射で、中脳で情報が両側へ分配されるために起こります。この左右の反応を比べることで、障害部位を推定できます。
対光反射は、意識障害の患者における脳幹機能の評価として極めて重要で、脳死判定の項目(瞳孔の固定と脳幹反射の消失)にも含まれます。
三叉神経は、顔面の知覚を担う神経で、角膜反射の求心路にあたります。対光反射の遠心路ではありません。
外転神経は、外側直筋を支配して眼球を外転させる神経です。瞳孔の運動には関与しません。
顔面神経は、表情筋の運動、舌前3分の2の味覚、涙腺と唾液腺の分泌を担います。角膜反射の遠心路(眼輪筋の収縮)にあたりますが、対光反射の遠心路ではありません。
なお、瞳孔を大きくする瞳孔散大筋は交感神経に支配され、この経路が障害されるとホルネル症候群となります。
選択肢の確認
1.動眼神経
正しい。副交感成分が瞳孔括約筋を支配し、縮瞳を起こします。
2.三叉神経
誤り。角膜反射の求心路にあたります。
3.外転神経
誤り。外側直筋を支配し、眼球を外転させます。
4.顔面神経
誤り。角膜反射の遠心路にあたります。
覚えるポイント
- 対光反射=求心路視神経、中枢中脳、遠心路動眼神経(副交感)、効果器瞳孔括約筋。
- 直接対光反射(光を当てた側)と間接対光反射(反対側)。
- 角膜反射=求心路は三叉神経(第1枝)、遠心路は顔面神経(眼輪筋)。
- 瞳孔散大筋=交感神経。障害されるとホルネル症候群(縮瞳、眼瞼下垂、発汗低下)。