24AM48第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第24回午前(科目未分類)

発疹部に痛みを伴うのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

発疹に痛みを伴う疾患を問う問題です。

かゆみが主体か、痛みが主体かで区別します。

解説

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが知覚神経節に潜伏し、加齢や疲労、免疫の低下によって再活性化することで発症します。

ウイルスが知覚神経を通って皮膚に到達するため、片側の神経の走行(デルマトーム)に沿って帯状に強い痛みを伴う紅斑と水疱が出現します。痛みは皮疹に先行することが多く、この段階では他の疾患と紛らわしいこともあります。したがって発疹部に痛みを伴う疾患として、これが正答です。皮疹が治った後も痛みが長く残ることがあり、これが帯状疱疹後神経痛です。治療は抗ウイルス薬を発症から72時間以内に開始することが重要です。

麻疹は、麻疹ウイルスによる感染症で、発熱、咳、鼻汁、結膜炎の後に、コプリック斑(頬粘膜の白色斑点)が現れ、続いて全身に癒合しやすい発疹が広がります。発疹そのものに強い痛みを伴うものではありません。感染力が極めて強く、空気感染します。

アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを主症状とする慢性の湿疹です。左右対称性に、年齢に応じた好発部位(乳児期は顔と頭、幼児期以降は肘窩と膝窩)に生じ、掻破によって苔癬化します。痛みではなくかゆみが主体です。

接触性皮膚炎は、原因物質との接触部位に一致して生じる皮膚炎で、かゆみ、紅斑、丘疹、水疱がみられます。金属、化粧品、植物、外用薬などが原因となり、IV型アレルギー(アレルギー性)または刺激性の機序で生じます。こちらもかゆみが主体です。

選択肢の確認

1.麻疹
誤り。発熱とコプリック斑に続く発疹で、強い痛みは伴いません。

2.帯状疱疹
正しい。神経の走行に沿った帯状の水疱と強い痛みが特徴です。

3.アトピー性皮膚炎
誤り。強いかゆみを主症状とする慢性の湿疹です。

4.接触性皮膚炎
誤り。接触部位に一致したかゆみと紅斑が生じます。

覚えるポイント

  • 帯状疱疹デルマトームに沿った片側性の水疱と強い痛み。痛みが皮疹に先行することが多い。
  • 治療=抗ウイルス薬を72時間以内に開始。帯状疱疹後神経痛の予防が重要。
  • かゆみが主体=アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、蕁麻疹。
  • 水疱にはウイルスが含まれる。患部への刺鍼を避け、接触感染に注意する。
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