24AM52|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午前(科目未分類)
成人のバイタルサインで異常所見はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
成人のバイタルサインの正常範囲を問う問題です。
解説
成人のバイタルサインの正常範囲は次のとおりです。
体温=腋窩でおよそ36から37度。脈拍=毎分60から100回。呼吸数=毎分およそ12から20回。血圧=収縮期120未満かつ拡張期80未満が正常、140以上または90以上が高血圧。
これに照らすと、脈拍110回毎分は正常範囲(60から100)を上回っており、頻脈にあたります。したがって異常所見であり、これが正答です。頻脈の原因としては、運動、発熱、脱水、貧血、疼痛、不安、甲状腺機能亢進症、心不全、ショック、不整脈(心房細動、発作性上室頻拍)などがあります。
体温36.5度は正常範囲内です。なお、体温は早朝に低く夕方に高いという日内変動を示し、その差は1度以内です。
血圧110/70ミリメートル水銀柱も正常範囲内です。収縮期120未満かつ拡張期80未満であり、正常血圧に該当します。
呼吸数18回毎分も正常範囲内です。毎分24回以上を頻呼吸、12回未満を徐呼吸といいます。
バイタルサインは、意識、呼吸、脈拍、血圧、体温の五つを基本とし、施術の前後に確認することで、対象者の状態の変化を早期に捉えられます。頻脈に加えて血圧低下、冷汗、意識の変化がある場合はショックを疑い、直ちに医療機関へ連絡します。
選択肢の確認
1.体温36.5℃
誤り。正常範囲内です。
2.血圧110/70mmHg
誤り。正常範囲内です。
3.呼吸数18回/分
誤り。正常範囲内です。
4.脈拍110回/分
正しい。正常範囲(60から100)を超える頻脈です。
覚えるポイント
- 成人の正常値=脈拍60から100回毎分、呼吸数12から20回毎分、体温36から37度。
- 血圧=正常は収縮期120未満かつ拡張期80未満。高血圧は140以上または90以上。
- 頻脈=運動、発熱、脱水、貧血、疼痛、甲状腺機能亢進症、心不全、ショック。
- 徐脈=頭蓋内圧亢進、甲状腺機能低下症、房室ブロック、スポーツ心臓、迷走神経反射。