24AM63|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午前(科目未分類)
徒手検査と疾患の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
徒手検査と疾患を対応させる問題です。
解説
ファレンテストは、両手の手背を合わせて手関節を最大屈曲位に保ち、1分以内に正中神経領域(母指から環指橈側)のしびれが誘発されれば陽性となる検査です。手関節を屈曲することで手根管内の圧が高まり、正中神経が圧迫されるために生じます。したがって手根管症候群を示し、この組合せが正しく、正答です。あわせてティネル徴候(手関節部の叩打で放散するしびれ)も用いられます。
トムゼンテストは、手関節を背屈させた状態で検者がそれを掌屈させる方向に抵抗を加え、上腕骨外側上顆に痛みが生じれば陽性となる検査で、上腕骨外側上顆炎(テニス肘)を示します。頸肩腕症候群ではありません。同じ目的の検査にチェアテストと中指伸展テストがあります。
ライトテストは、上肢を外転外旋位に保ち、橈骨動脈の拍動の減弱や症状の誘発をみる検査で、胸郭出口症候群(特に過外転症候群)を示します。肘部管症候群ではありません。肘部管症候群では、肘部でのティネル徴候、肘屈曲テスト、フローマン徴候が用いられます。
ヤーガソンテストは、肘を屈曲位で前腕を回外させるのに抵抗を加え、結節間溝に痛みが生じれば陽性となる検査で、上腕二頭筋長頭腱炎を示します。腱板損傷ではありません。腱板損傷の検査は、ペインフルアークサイン、ドロップアームサイン、ニアテスト、ホーキンステストです。
選択肢の確認
1.トムゼンテスト-頸肩腕症候群
誤り。上腕骨外側上顆炎を示します。
2.ライトテスト-肘部管症候群
誤り。胸郭出口症候群を示します。
3.ファレンテスト-手根管症候群
正しい。手関節の屈曲で正中神経領域のしびれが誘発されます。
4.ヤーガソンテスト-腱板損傷
誤り。上腕二頭筋長頭腱炎を示します。
覚えるポイント
- ファレンテスト、ティネル徴候=手根管症候群(正中神経)。局所穴は大陵。
- トムゼン、チェア、中指伸展テスト=上腕骨外側上顆炎。局所穴は曲池、手三里。
- アドソン、エデン、ライト、モーレイ、イートン=胸郭出口症候群。
- ペインフルアーク、ドロップアーム、ニア、ホーキンス=腱板損傷。