24AM7|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午前(科目未分類)
適応障害でよくみられるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
適応障害の症状を問う問題です。
解説
適応障害は、はっきりと確認できる心理社会的なストレス因(転職、転居、人間関係の問題、病気の告知など)に反応して、通常はその出来事から3か月以内に情緒面や行動面の症状が現れる状態です。
主な症状は、不安、抑うつ気分、心配、緊張、いらいら、そして遅刻や欠勤、過度の飲酒といった行動の変化です。したがって不安が正答です。特徴として、症状はストレス因の程度に不釣り合いなほど強く、社会生活や職業上の機能が障害される一方で、ストレス因が取り除かれれば通常6か月以内に改善します。
対応としては、ストレス因の軽減や環境の調整が第一で、これに心理的な支援を組み合わせます。
けいれん発作は、てんかん、脳血管障害、脳腫瘍、電解質異常、低血糖、熱性けいれん(小児)などでみられる症状です。適応障害の症状ではありません。
見当識障害は、時間、場所、人物がわからなくなる状態で、認知症やせん妄、意識障害でみられます。適応障害では意識と見当識は保たれます。
夜間せん妄は、夜間に生じる急性の意識障害で、注意の障害、見当識障害、幻覚、興奮を伴います。高齢者の入院中、術後、脱水、薬剤、感染などを契機に生じます。適応障害とは病態が異なります。
なお、症状がうつ病や不安症など他の精神疾患の診断基準を満たす場合は、そちらの診断が優先されます。
選択肢の確認
1.けいれん発作
誤り。てんかんや脳の器質的疾患などでみられます。
2.見当識障害
誤り。認知症やせん妄でみられます。
3.夜間せん妄
誤り。急性の意識障害であり、高齢者の入院中などに生じます。
4.不安
正しい。抑うつ気分とともに適応障害の主要な症状です。
覚えるポイント
- 適応障害=明確なストレス因への反応、通常3か月以内に発症、不安と抑うつが中心。
- ストレス因が除かれれば通常6か月以内に改善する。
- 対応=環境調整とストレス因の軽減、心理的支援。
- せん妄=急性の意識障害、注意障害、見当識障害、幻覚、日内変動。高齢者に多い。