24AM74|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午前(科目未分類)
急性期リハビリテーションの内容で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
急性期リハビリテーションの内容を問う問題です。
解説
急性期リハビリテーションは、発症または受傷、手術の直後から、全身状態の管理と並行して行われるものです。その主な目的は、廃用症候群の予防と早期離床です。
具体的には、良肢位の保持(関節拘縮と変形の予防)、関節可動域訓練、体位変換と除圧による褥瘡の予防、深部静脈血栓症の予防、そして呼吸器合併症の予防が含まれます。
排痰訓練は、この呼吸器合併症の予防にあたるものです。臥床が続くと分泌物が貯留して無気肺や肺炎を起こしやすくなるため、体位ドレナージ、呼吸法の指導、必要に応じた徒手的な排痰法によって気道の清浄を保ちます。したがって急性期の内容として適切であり、これが正答です。
入浴動作訓練は、日常生活動作の獲得を目指すもので、全身状態が安定した回復期に行われる内容です。
職業前訓練は、社会復帰と就労を目指す訓練で、生活期(維持期)から社会復帰期にかけて行われます。職業能力の評価と職種の検討、作業耐久性の向上を図ります。
階段昇降訓練も、基本的な起居動作と歩行が安定した後に行われる回復期の内容です。急性期にいきなり行うものではありません。
リハビリテーションの時期は、**急性期(廃用予防と早期離床)→回復期(集中的な機能回復とADLの獲得)→生活期・維持期(獲得した機能の維持と社会参加)**という流れで整理されます。
選択肢の確認
1.排痰訓練
正しい。呼吸器合併症の予防として急性期に行われます。
2.入浴動作訓練
誤り。日常生活動作の獲得を目指す回復期の内容です。
3.職業前訓練
誤り。社会復帰を目指す時期の内容です。
4.階段昇降訓練
誤り。歩行が安定した後の回復期の内容です。
覚えるポイント
- 急性期=廃用症候群の予防と早期離床。良肢位保持、関節可動域訓練、排痰、褥瘡予防。
- 回復期=集中的な機能回復と日常生活動作の獲得(入浴、階段昇降)。
- 生活期(維持期)=獲得した機能の維持、社会参加、職業前訓練。
- 廃用症候群=筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、起立性低血圧、褥瘡、深部静脈血栓症、精神機能の低下。