24PM104|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午後(科目未分類)
長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間にとる経穴はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
手関節橈側の経穴を、腱との位置関係で区別する問題です。
解説
列欠は手の太陰肺経の絡穴で、前腕橈側、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、手関節掌側横紋の上方1寸5分に取ります。したがってこの条件に合致し、正答です。列欠は八脈交会穴として任脈に通じ、また四総穴として「頭項は列欠に尋ぬ」とされ、頭部と項部の症状に用いられます。取穴の目安として、両手の母指と示指を交差させて重ね、示指の先が当たるところという方法があります。
太淵は肺経の原穴(兪土穴)であり、八会穴の脈会でもあります。手関節前外側、橈骨茎状突起と舟状骨の間、長母指外転筋腱の尺側、橈骨動脈拍動部に取ります。手関節横紋上にあり、列欠より遠位です。
偏歴は手の陽明大腸経の絡穴で、前腕後外側、陽渓と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上方3寸に取ります。長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間ではありません。
陽渓は大腸経の経火穴で、手関節後外側、長母指伸筋腱と短母指伸筋腱の間の陥凹部に取ります。この陥凹部が解剖学的嗅ぎタバコ入れです。列欠が「長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間」であるのに対し、陽渓は「長母指伸筋腱と短母指伸筋腱の間」であり、腱の名称が一字違いで紛らわしいところです。なお、解剖学的嗅ぎタバコ入れの底には舟状骨があり、この部の圧痛は舟状骨骨折を示唆します。
選択肢の確認
1.太淵
誤り。橈骨茎状突起と舟状骨の間、橈骨動脈拍動部にあります。
2.偏歴
誤り。前腕後外側、手関節背側横紋の上方3寸にあります。
3.陽渓
誤り。長母指伸筋腱と短母指伸筋腱の間(解剖学的嗅ぎタバコ入れ)にあります。
4.列欠
正しい。長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、掌側横紋の上方1寸5分です。
覚えるポイント
- 列欠=肺経の絡穴、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の間、掌側横紋の上1寸5分。
- 列欠は八脈交会穴(任脈)、四総穴(頭項は列欠)。
- 陽渓=長母指伸筋腱と短母指伸筋腱の間=解剖学的嗅ぎタバコ入れ。底に舟状骨。
- 太淵=肺経の原穴、脈会、橈骨動脈拍動部(脈診の部位)。