24PM108|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
気衝との位置関係で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
気衝を基準とした周囲の経穴の位置関係を問う問題です。
解説
気衝は足の陽明胃経の経穴で、鼠径部、恥骨結合上縁と同じ高さ、前正中線の外方2寸、大腿動脈拍動部に取ります。恥骨結合上縁は臍中央の下方5寸にあたるため、気衝は臍中央の下方5寸、外方2寸の位置になります。
足五里は足の厥陰肝経の経穴で、気衝の下方3寸、動脈拍動部に取ります。したがって「下方3寸に足五里がある」が正しく、正答です。なお、同じ肝経の陰廉は気衝の下方2寸にあります。
上方1寸に水道があるという記述は誤りです。水道は胃経の経穴で、下腹部、臍中央の下方3寸、前正中線の外方2寸に取ります。気衝が臍中央の下方5寸の高さにあるため、水道は気衝の上方2寸にあたります。1寸ではありません。
外方2寸に衝門があるという記述も誤りです。衝門は足の太陰脾経の経穴で、鼠径部、鼠径溝、大腿動脈拍動部の外方に取ります。気衝の外下方にあたり、単純に「外方2寸」と表される位置ではありません。
内方5分に急脈があるという記述も誤りです。急脈は肝経の経穴で、鼠径部、恥骨結合上縁と同じ高さ、前正中線の外方2寸5分に取ります。気衝が外方2寸であるため、急脈は気衝の外方5分にあたります。内方ではありません。
下腹部の胃経の経穴を並べると、天枢(臍中央の外方2寸)、外陵(臍下1寸)、大巨(臍下2寸)、水道(臍下3寸)、帰来(臍下4寸)、**気衝(臍下5寸、恥骨結合上縁の高さ)**となり、いずれも前正中線の外方2寸です。
選択肢の確認
1.下方3寸に足五里がある。
正しい。足五里は気衝の下方3寸、動脈拍動部にあります。
2.上方1寸に水道がある。
誤り。水道は気衝の上方2寸にあります。
3.外方2寸に衝門がある。
誤り。衝門は鼠径溝の大腿動脈拍動部の外方にあります。
4.内方5分に急脈がある。
誤り。急脈は気衝の外方5分にあります。
覚えるポイント
- 気衝=胃経、恥骨結合上縁の高さ(臍下5寸)、前正中線の外方2寸、大腿動脈拍動部。
- 足五里=気衝の下3寸、陰廉=気衝の下2寸(いずれも肝経)。
- 下腹部の胃経(外方2寸)=外陵(臍下1寸)、大巨(2寸)、水道(3寸)、帰来(4寸)、気衝(5寸)。
- 急脈=肝経、恥骨結合上縁の高さ、外方2寸5分(気衝の外方5分)。