24PM113第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第24回午後(科目未分類)

奇穴の取り方で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

奇穴の取穴部位を問う問題です。

解説

十七椎は、腰部、後正中線上、第5腰椎棘突起の下方の陥凹部に取る奇穴です。したがってこの記述が正しく、正答です。名称は、第1胸椎から数えて17番目の椎骨(第5腰椎)の下という意味に由来します。腰痛、月経困難症、下肢の痛みに用いられます。

内膝眼は膝関節部、膝蓋骨底上際中央の陥凹部に取るという記述は誤りです。内膝眼は、膝蓋靱帯の内方の陥凹部に取ります(外方の陥凹部が犢鼻で、外膝眼とも呼ばれます)。膝蓋骨底の上際中央にあるのは鶴頂という別の奇穴で、膝の症状に用いられます。

痞根は第1腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸に取るという記述も誤りです。痞根は、第1腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸5分に取ります。3寸ではありません。なお、外方3寸にあるのは膀胱経の外側の線(肓門が第1腰椎の高さ)です。腰部の奇穴では、痞根が第1腰椎の高さで外方3寸5分腰眼が第4腰椎の高さで外方3寸5分であり、高さで区別します。

腰痛点は手背、第2・第3および第3・第4中手骨底間の陥凹部の2点に取るという記述も誤りです。腰痛点は、手背、第2・第3中手骨底間第4・第5中手骨底間の陥凹部の2点に取ります。「第3・第4」ではありません。急性腰痛(ぎっくり腰)に対して、腰を動かしながら刺激する遠隔治療穴として用いられます。

選択肢の確認

1.内膝眼は膝関節部、膝蓋骨底上際中央の陥凹部に取る。
誤り。内膝眼は膝蓋靱帯の内方の陥凹部です。膝蓋骨底上際中央は鶴頂です。

2.痞根は第1腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸に取る。
誤り。外方3寸5分です。

3.十七椎は後正中線上、第5腰椎棘突起下方の陥凹部に取る。
正しい。腰痛と月経困難症に用いられます。

4.腰痛点は手背、第2・第3および第3・第4中手骨底間の陥凹部の2点に取る。
誤り。第2・第3と第4・第5中手骨底間の2点です。

覚えるポイント

  • 十七椎=後正中線上、第5腰椎棘突起の下方。腰痛と月経困難症。
  • 痞根第1腰椎の高さ、外方3寸5分腰眼第4腰椎の高さ、外方3寸5分。
  • 内膝眼=膝蓋靱帯の内方。犢鼻(外膝眼)=外方。鶴頂=膝蓋骨底の上際中央。
  • 腰痛点=手背、第2・第3第4・第5中手骨底間の2点。急性腰痛に。
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