24PM141|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午後(科目未分類)
撚鍼法の刺入時に抵抗感が最も強い鍼尖の形状はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
鍼尖の形状と刺入時の抵抗の関係を問う問題です。
解説
毫鍼の鍼尖には、松葉型、卵型、ノゲ型、柳葉型、スリオロシ型といった形状があります。
卵型は、鍼尖が卵のように丸く鈍い形状です。先端が鋭くないため、皮膚と組織を押し広げるようにして進むことになり、刺入時の抵抗が最も強くなります。したがってこれが正答です。抵抗が大きい分、切皮痛も生じやすくなります。一方で、組織を傷つけにくいという性質から、細い血管や神経を避けやすいという考え方もあります。
ノゲ型は、細く鋭く尖った形状で、麦の芒(のぎ)にたとえられます。抵抗が小さく刺入しやすい反面、先端が細いため折れやすく、また組織を傷つけやすいという性質があります。
柳葉型は、柳の葉のようにやや細長く尖った形状です。松葉型とノゲ型の中間的な性質をもちます。
松葉型は、松の葉のように適度に尖った形状で、日本で最も広く用いられている標準的な鍼尖です。刺入時の抵抗が小さく痛みが生じにくいうえ、適度な強度をもって折れにくいという、バランスのよい形状であることが理由です。
なお、スリオロシ型は、鍼尖が鈍く平らに近い形状で、打鍼に用いられます。腹部に鍼を当てて小槌で叩く方法であるため、刺入しにくい形状が適しています。
選択肢の確認
1.卵型
正しい。鍼尖が丸く鈍いため、刺入時の抵抗が最も強くなります。
2.ノゲ型
誤り。細く鋭く、抵抗が小さい形状です。
3.柳葉型
誤り。やや細長く尖った中間的な形状です。
4.松葉型
誤り。日本で最も一般的で、抵抗が小さく痛みが生じにくい形状です。
覚えるポイント
- 鍼尖の形状=松葉型(標準、抵抗が小さい)、卵型(鈍く抵抗が大きい)、ノゲ型(鋭い)、柳葉型。
- スリオロシ型=鈍く平ら。打鍼に用いる。
- 松葉型が日本の主流。刺入しやすく折れにくいバランスによる。
- 鍼の各部=鍼尖、鍼体、鍼根、鍼柄、鍼尾。