24PM93|第24回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第24回午後(科目未分類)
外邪とその特徴の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
六淫(外邪)の性質を対応させる問題です。
解説
火邪(熱邪)は、次のような性質をもちます。炎上性(上部を侵し、高熱、顔面紅潮、目の充血をきたす)、津液を消耗する(口渇、便秘、尿量減少)、生風(高熱によりけいれんや意識障害をきたす)、そして動血です。
動血とは、熱が血を妄動させて脈外へあふれ出させる性質を指し、出血(吐血、鼻出血、血尿、血便、皮下出血)や、皮膚の発疹をきたします。したがって「火邪-動血」が正しく、これが正答です。あわせて心神を擾乱して不安、不眠、譫語をきたし、化膿性の腫れ物(癰腫)を生じることもあります。
風邪と収斂の組合せは誤りです。収斂(収引性)は寒邪の性質で、腠理を収縮させて無汗とし、経脈と筋を引きつらせます。風邪の性質は、軽揚性(上部と体表を侵す)、遊走性(善行数変)、そして他の邪を伴って侵入する百病の長である点です。
湿邪と遊走性の組合せも誤りです。遊走性は風邪の性質です。湿邪の性質は、重濁性(重だるく、分泌物が濁る)、粘滞性(症状が長引き治りにくい)、下注性(下半身を侵しやすい)であり、脾を傷りやすい点も特徴です。
寒邪と粘滞性の組合せも誤りです。粘滞性は湿邪の性質です。寒邪の性質は、凝滞性(気血の流れを滞らせ、激しい固定痛を生じる)と収引性(収縮させ引きつらせる)、そして陽気を損なう点です。
選択肢の確認
1.火邪-動血
正しい。熱が血を妄動させ、出血や発疹をきたします。
2.風邪-収斂
誤り。収斂(収引性)は寒邪の性質です。
3.湿邪-遊走性
誤り。遊走性は風邪の性質です。
4.寒邪-粘滞性
誤り。粘滞性は湿邪の性質です。
覚えるポイント
- 火邪(熱邪)=炎上性、津液の消耗、生風(けいれん)、動血(出血)、心神の擾乱。
- 風邪=軽揚性、遊走性(善行数変)、百病の長。行痺。
- 寒邪=凝滞性と収引性、陽気を損なう。痛痺。
- 湿邪=重濁性、粘滞性、下注性。脾を傷る。着痺。