25AM11|第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
WHOの主な活動はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
国際機関の役割分担を問う問題です。
解説
**WHO(世界保健機関)**は、国際連合の専門機関の一つで、「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的として1948年に設立されました。主な活動は次のとおりです。
国際保健事業の指導と調整、保健統計と各種資料の刊行(世界保健統計、世界保健報告)、疾病の国際分類(ICD)と国際生活機能分類(ICF)の作成、感染症対策と流行への対応、必須医薬品の選定、加盟国への技術協力、保健に関する国際的な基準の策定です。したがって「保健統計の刊行」がWHOの活動として正しく、正答です。
また、**アルマ・アタ宣言(プライマリ・ヘルス・ケア)やオタワ憲章(ヘルスプロモーション)**といった理念の提唱も、WHOの重要な役割です。
地域紛争の解決は、**国際連合(国連安全保障理事会)**が担う役割です。WHOの活動ではありません。
難民の救済援助は、**UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)**が担います。難民の保護と支援、帰還や第三国定住の支援を行います。
労働条件の改善は、**ILO(国際労働機関)**が担います。労働時間、賃金、労働安全衛生、社会保障に関する国際労働基準(条約と勧告)を定め、加盟国に働きかけます。
そのほか主な国際機関としては、**ユニセフ(国連児童基金、UNICEF)**が子どもの保健、栄養、教育、保護を、**FAO(国連食糧農業機関)**が食料と農業を、**UNESCO(国連教育科学文化機関)**が教育と科学、文化を担当します。
選択肢の確認
1.地域紛争の解決
誤り。国際連合(安全保障理事会)が担います。
2.難民の救済援助
誤り。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が担います。
3.労働条件の改善
誤り。ILO(国際労働機関)が担います。
4.保健統計の刊行
正しい。WHOの主要な活動の一つです。
覚えるポイント
- WHO=国際保健事業の指導と調整、保健統計の刊行、ICDとICFの作成、感染症対策。
- **アルマ・アタ宣言(プライマリ・ヘルス・ケア)とオタワ憲章(ヘルスプロモーション)**を提唱。
- ILO=労働、UNHCR=難民、UNICEF=子ども、FAO=食料と農業。
- 日本はWHOの**西太平洋地域事務局(マニラ)**に属する。