25AM31第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第25回午前(科目未分類)

糖新生の材料になるのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

糖新生の材料を問う問題です。

糖質そのものと、糖質以外の材料を区別します。

解説

糖新生は、糖質以外の物質からグルコースを合成する代謝経路で、主に肝臓(一部は腎臓)で行われます。空腹時や飢餓時、激しい運動の後に血糖を維持するために働き、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンによって促進されます。

材料となるのは、糖原性アミノ酸(蛋白質の分解産物)、乳酸(嫌気的解糖の産物)、グリセロール(中性脂肪の分解産物)です。したがってアミノ酸が正答です。飢餓状態が続くと、筋の蛋白質が分解されてアミノ酸が糖新生に用いられるため、筋量が減少します。

マルトース(麦芽糖)は、グルコースが2分子結合した二糖類です。すなわち糖質そのものであり、分解すればグルコースが得られますが、「糖質以外から合成する」という糖新生の材料には当たりません。

ガラクトースは、乳糖(ラクトース)を構成する単糖類です。肝臓でグルコースに変換されますが、これも糖質そのものであり糖新生の材料ではありません。

グリコーゲンは、グルコースが多数結合した多糖類で、肝臓と骨格筋に貯蔵されます。これを分解してグルコースを取り出す過程はグリコーゲン分解と呼ばれ、糖新生とは区別されます。なお、筋のグリコーゲンはグルコース6ホスファターゼをもたないため、血糖として放出できないという点も重要です。血糖の維持に使えるのは肝臓のグリコーゲンです。

血糖の維持は、まず肝グリコーゲンの分解によって短時間支えられ、それが尽きると糖新生が主役となります。

選択肢の確認

1.アミノ酸
正しい。糖原性アミノ酸は糖新生の主要な材料です。

2.マルトース
誤り。グルコースが2分子結合した二糖類です。

3.ガラクトース
誤り。乳糖を構成する単糖類です。

4.グリコーゲン
誤り。多糖類であり、その分解はグリコーゲン分解です。

覚えるポイント

  • 糖新生=糖質以外からグルコースを合成。材料は糖原性アミノ酸、乳酸、グリセロール。主に肝臓
  • 促進するホルモン=グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモン
  • グリコーゲン分解とは区別する。筋のグリコーゲンは血糖にならない
  • 血糖を下げるホルモンはインスリンのみ。上げるホルモンは複数ある。
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