25AM42第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第25回午前(科目未分類)

分葉状の核をもつ細胞はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

血球の形態を問う問題です。

解説

好中球は、成熟すると核が2から5個に分かれた分葉状になることから、多形核白血球とも呼ばれます。したがってこれが正答です。白血球の中で最も数が多く(およそ60パーセント)、急性の細菌感染の際に真っ先に感染部位へ遊走して細菌を貪食し、の主成分となります。細胞質には殺菌に働く顆粒を含みます。なお、核の分葉が少ない(桿状核)ものは若い好中球で、感染が急激なときに末梢血で増える現象を核の左方移動といいます。

リンパ球は、大きく丸い核が細胞のほとんどを占め、細胞質はわずかです。核は分葉しません。T細胞、B細胞、NK細胞に分かれ、免疫応答の中心を担います。ウイルス感染や慢性の感染で増加します。

形質細胞は、B細胞が分化して抗体を産生する細胞です。核が細胞の一方に偏在し、その中のクロマチンが車輪のスポークのように見える(車軸状核)という特徴をもち、細胞質には粗面小胞体が発達しています。核は分葉しません。

肥満細胞(マスト細胞)は、細胞質にヒスタミンなどを含む顆粒を多数もつ細胞で、表面にIgEの受容体があります。抗原と反応すると脱顆粒を起こしてI型アレルギーを引き起こします。核は円形で分葉しません。「肥満」という名は、顆粒で細胞が膨れて見えることに由来し、肥満症とは関係しません。

なお、好酸球(核が2つに分かれる眼鏡状)と好塩基球も顆粒球に含まれます。好酸球は寄生虫感染とI型アレルギーで増加します。

選択肢の確認

1.好中球
正しい。核が2から5個に分葉する多形核白血球です。

2.リンパ球
誤り。大きく丸い核をもち、分葉しません。

3.形質細胞
誤り。核が偏在した車軸状核をもち、抗体を産生します。

4.肥満細胞
誤り。ヒスタミンを含む顆粒をもち、核は円形です。

覚えるポイント

  • 好中球分葉核(多形核白血球)、白血球の最多(約60パーセント)、急性細菌感染で増加、膿の主成分。
  • 核の左方移動=桿状核の若い好中球が増える。急性の重い感染を示唆。
  • リンパ球=大きく丸い核。ウイルス感染と慢性感染で増加。
  • 好酸球=寄生虫感染とI型アレルギーで増加。肥満細胞=ヒスタミン、I型アレルギー。
25AM4125AM43
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