25AM7|第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
特定健康診断で必須の項目はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
特定健康診査の検査項目を問う問題です。
解説
**特定健康診査(いわゆるメタボ健診)**は、40歳から74歳を対象に、メタボリックシンドロームに着目して行われる健康診査です。
基本的な項目(必須項目)は次のとおりです。質問票(服薬歴、喫煙歴など)、身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)、血圧、血液検査として脂質(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、血糖(空腹時血糖またはHbA1c)、肝機能(AST、ALT、γ-GTP)、そして尿検査(尿糖、尿蛋白)です。
したがってγ-GTPは必須項目に含まれ、これが正答です。肝機能の検査は、脂肪肝や過度の飲酒といった、生活習慣と関わる状態を把握するために含まれています。
心電図は、基本的な項目ではなく、医師が必要と判断した場合に行う詳細な健診の項目です。詳細な健診には、心電図のほか、眼底検査、貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット)、そして血清クレアチニン(eGFR)があります。
眼底所見も、同じく詳細な健診の項目です。血圧または血糖が一定の基準を超えた場合などに実施されます。
総コレステロールは、現在の特定健康診査では必須項目に含まれていません。脂質の項目として測定されるのは、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールです。
なお、支援区分の階層化(判定)に用いられるのは、腹囲またはBMIに加えて、血糖、脂質、血圧の三つの追加リスクと喫煙歴であり、肝機能は検査するが判定には用いないという点も重要です。
選択肢の確認
1.心電図
誤り。詳細な健診の項目です。
2.γーGTP
正しい。肝機能の検査として必須項目に含まれます。
3.眼底所見
誤り。詳細な健診の項目です。
4.総コレステロール
誤り。中性脂肪、HDL、LDLが測定されます。
覚えるポイント
- 特定健康診査の必須項目=質問票、腹囲とBMI、血圧、脂質、血糖、肝機能(AST、ALT、γ-GTP)、尿検査。
- 詳細な健診=心電図、眼底検査、貧血検査、血清クレアチニン。
- **階層化(判定)**に用いるのは、腹囲またはBMI+血糖、脂質、血圧+喫煙歴。肝機能は判定に用いない。
- 対象=40歳から74歳。実施主体は医療保険者。