25AM73|第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
社会的リハビリテーションに含まれる内容はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
リハビリテーションの四分野を区別する問題です。
解説
リハビリテーションは、目的と手段によって次の四分野に分けられます。
医学的リハビリテーション=医学的手段による機能の回復と障害の軽減。理学療法、作業療法、言語聴覚療法、義肢装具療法、物理療法、そして廃用症候群の予防。
教育的リハビリテーション=障害のある子どもの発達と学習の支援。特別支援教育、療育、就学の支援。
職業的リハビリテーション=就労に向けた支援。職業評価、職業訓練、職業紹介、保護雇用(一般就労が困難な人に配慮された環境で働く場を提供する仕組み)、就労後のフォロー。
社会的リハビリテーション=社会生活を送る力を高め、社会参加を可能にするもの。生活支援サービス、訪問介護、住環境の整備、公共施設のバリアフリー化、社会資源の活用、経済的支援。
したがって公共施設のバリアフリーは、社会全体の環境を整えて障害のある人の社会参加を可能にする取り組みであり、社会的リハビリテーションに該当します。これが正答です。
廃用症候群の予防は、関節可動域訓練や早期離床によって身体の機能低下を防ぐもので、医学的リハビリテーションに該当します。
療育は、障害のある子どもに対して発達を促す治療と教育を組み合わせて行うもので、教育的リハビリテーションに該当します。
保護雇用は、就労の機会を保障する仕組みであり、職業的リハビリテーションに該当します。
判断は「医学的手段か、教育か、就労か、生活と社会参加か」という観点で行うと明確になります。
選択肢の確認
1.廃用症候群の予防
誤り。医学的リハビリテーションに該当します。
2.療育
誤り。教育的リハビリテーションに該当します。
3.公共施設のバリアフリー
正しい。社会参加を可能にする社会的リハビリテーションです。
4.保護雇用
誤り。職業的リハビリテーションに該当します。
覚えるポイント
- 四分野=医学的、教育的、職業的、社会的。
- 医学的=理学療法、作業療法、言語聴覚療法、義肢装具、廃用症候群の予防。
- 教育的=特別支援教育、療育。職業的=職業訓練、保護雇用、職業紹介。
- 社会的=生活支援、訪問介護、住環境の整備、バリアフリー、社会資源の活用。