25AM9第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第25回午前(科目未分類)

予防接種に生ワクチンを使用するのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

ワクチンの種類を区別する問題です。

解説

ワクチンは、次の三つに大別されます。

生ワクチン=病原体の毒性を弱めたものを用いる。免疫が強く長く続く一方で、まれに軽い発症をみることがあり、妊婦と免疫不全者には禁忌です。麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)、BCG(結核)、ロタウイルス、黄熱が該当します。

不活化ワクチン=病原体を殺して感染力を失わせたものを用いる。安全性が高い一方で、免疫の持続が短く複数回の接種を要します。百日咳、ポリオ(現在の注射型)、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎、A型肝炎、ヒブ、肺炎球菌、HPV、狂犬病が該当します。

トキソイド=細菌が産生する毒素を無毒化したものを用いる。ジフテリア、破傷風が該当します。

これを踏まえると、麻疹生ワクチンであり、これが正答です。日本では風疹との混合ワクチン(MRワクチン)として、1歳と小学校入学前1年の計2回、定期接種が行われています。麻疹は感染力が極めて強く(空気感染)、肺炎と脳炎、そして数年後に発症する亜急性硬化性全脳炎という重篤な合併症があるため、高い接種率の維持が重要です。

百日咳不活化ワクチンで、ジフテリア、破傷風、ポリオとの四種混合ワクチンとして接種されます。

日本脳炎不活化ワクチンです。コガタアカイエカが媒介するウイルス感染症で、発症すると致命率が高く後遺症も残りやすいため、定期接種が行われています。

肺炎球菌不活化ワクチンです。小児用(13価結合型)と高齢者用(23価莢膜多糖体)があり、いずれも定期接種の対象です。

選択肢の確認

1.麻疹
正しい。生ワクチンであり、MRワクチンとして定期接種されます。

2.百日咳
誤り。不活化ワクチンで、四種混合に含まれます。

3.日本脳炎
誤り。不活化ワクチンです。

4.肺炎球菌
誤り。不活化ワクチンです。

覚えるポイント

  • 生ワクチン麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜ、BCG、ロタウイルス。妊婦と免疫不全者に禁忌。
  • 不活化ワクチン=四種混合(百日咳、ポリオ)、日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎、ヒブ、肺炎球菌、HPV。
  • トキソイドジフテリア、破傷風(毒素を無毒化)。
  • 麻疹=空気感染、感染力が極めて強い。合併症に肺炎、脳炎、亜急性硬化性全脳炎
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