25PM109|第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
奇穴の子宮と同じ高さにある経穴はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
奇穴の子宮の位置を確認し、同じ高さにある経穴を選ぶ問題です。
解説
子宮は奇穴で、下腹部、中極の外方3寸に取ります。中極は任脈の経穴で、臍中央の下方4寸にありますから、子宮は臍中央の下方4寸の高さ、前正中線の外方3寸の位置にあたります。婦人科の疾患(月経困難症、月経不順、子宮下垂、不妊)や膀胱炎に用いられます。
したがって、臍中央の下方4寸の高さにある経穴を選びます。
大赫は足の少陰腎経の経穴で、下腹部、臍中央の下方4寸、前正中線の外方5分に取ります。高さが一致するため、これが正答です。腎経の下腹部の経穴は、横骨(臍下5寸)、大赫(臍下4寸)、気穴(臍下3寸)、四満(臍下2寸)、中注(臍下1寸)と並び、いずれも前正中線の外方5分です。
急脈は足の厥陰肝経の経穴で、鼠径部、恥骨結合上縁と同じ高さ(臍中央の下方5寸)、前正中線の外方2寸5分に取ります。子宮より1寸低い位置です。
水道は足の陽明胃経の経穴で、下腹部、臍中央の下方3寸、前正中線の外方2寸に取ります。子宮より1寸高い位置です。
府舎は足の太陰脾経の経穴で、下腹部、臍中央の下方4寸3分、前正中線の外方4寸に取ります。高さがわずかに異なります。
下腹部の高さを整理しておきます。臍下4寸=中極(任脈、膀胱の募穴)、大赫(腎経、外方5分)、子宮(奇穴、外方3寸)。臍下3寸=関元(任脈、小腸の募穴)、気穴(腎経)、水道(胃経、外方2寸)。臍下5寸=曲骨(任脈)、横骨(腎経)、気衝(胃経)、急脈(肝経)。
選択肢の確認
1.急脈
誤り。臍中央の下方5寸(恥骨結合上縁)の高さです。
2.大赫
正しい。臍中央の下方4寸であり、子宮と同じ高さです。
3.水道
誤り。臍中央の下方3寸の高さです。
4.府舎
誤り。臍中央の下方4寸3分であり、高さがわずかに異なります。
覚えるポイント
- 子宮=奇穴、中極の外方3寸(臍下4寸の高さ)。婦人科疾患と膀胱炎に用いる。
- 臍下4寸=中極(任脈、膀胱の募穴)、大赫(腎経)、子宮(奇穴)。
- 腎経の下腹部(外方5分)=横骨(5寸)、大赫(4寸)、気穴(3寸)、四満(2寸)、中注(1寸)。
- 任脈=曲骨(5寸)、中極(4寸)、関元(3寸)、石門(2寸)、気海(1寸5分)、陰交(1寸)。