25PM143第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第25回午後(科目未分類)

鍼の術式のうち鍼管のみを用い、弾入の要領で鍼管を叩打するのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

鍼管を用いる補助手技を区別する問題です。

解説

**管散術(かんさんじゅつ)**は、鍼を用いず鍼管のみを皮膚に立て、弾入の要領で鍼管の上端を指で叩打する手技です。鍼を刺入しないため皮膚を傷つけず、その振動と軽い衝撃によって刺激を与えます。したがってこれが正答です。刺鍼を怖がる患者、小児、皮膚の過敏な患者、虚弱な患者に対して用いられ、**刺さない鍼(接触鍼)**の一種として位置づけられます。

**細指術(さいしじゅつ)**は、鍼を用いず、指頭で施術部位を按圧したり揉んだりする手技です。刺鍼の前に緊張を和らげる目的でも用いられます。鍼管を使うものではありません。

**振せん術(振顫術)**は、刺入した鍼の鍼柄を持って細かく振動させる手技です。鍼を刺したうえで行う手技であり、鍼管のみを用いるものではありません。

内調術は、鍼を用いず、手指で腹部などを調整する目的で行われる補助手技です。こちらも鍼管を叩打するものではありません。

鍼を刺入しない補助手技(刺さない鍼)を整理します。管散術(鍼管のみを叩打)、細指術(指頭で按圧、揉捏)、打鍼術(腹部に鍼を当て木槌で叩く)、皮膚鍼(小児鍼)(接触と摩擦)、円鍼と鍉鍼(押し当てる)です。これらは、小児、高齢者、虚弱な患者、刺鍼に対する不安が強い患者に有用であり、刺激量を細やかに調節できます。

なお、刺鍼にあたっては、単回使用の滅菌済み鍼を用い、施術者の手指消毒と施術部位の消毒を確実に行うことが前提です。

選択肢の確認

1.管散術
正しい。鍼管のみを立て、弾入の要領で叩打する手技です。

2.細指術
誤り。指頭で按圧、揉捏する手技です。

3.振せん術
誤り。刺入した鍼の鍼柄を細かく振動させる手技です。

4.内調術
誤り。手指で腹部などを調整する補助手技です。

覚えるポイント

  • 管散術鍼管のみを立てて弾入の要領で叩打。皮膚を傷つけない。
  • 刺さない手技=管散術、細指術、打鍼術、小児鍼(接触と摩擦)、円鍼と鍉鍼
  • 適応=小児、高齢者、虚弱な患者、刺鍼への不安が強い患者。刺激量の調節に有用。
  • 九鍼=鑱鍼、円鍼、鍉鍼、鋒鍼、鈹鍼、円利鍼、毫鍼、長鍼、大鍼。
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