25PM97|第25回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第25回午後(科目未分類)
脈診で左手関上「浮」に配当される臓腑の募穴はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
六部定位脈診の配当を確認し、該当する臓腑の募穴を選ぶ問題です。
解説
六部定位脈診では、左右の橈骨動脈拍動部を寸口、関上、尺中の三部に分け、さらに**浮(軽く按じる)と沈(深く按じる)**に分けて、合計十二の部位に臓腑を配当します。原則として、浮位に腑、沈位に臓を配当します。
配当は次のとおりです。
左手 = 寸口(浮:小腸、沈:心)、関上(浮:胆、沈:肝)、尺中(浮:膀胱、沈:腎)。
右手 = 寸口(浮:大腸、沈:肺)、関上(浮:胃、沈:脾)、尺中(浮:三焦、沈:心包)。
したがって、左手の関上の「浮」に配当される臓腑は胆です。
胆の募穴は日月であり、これが正答です。日月は足の少陽胆経に属し、前胸部、第7肋間、前正中線の外方4寸に取ります。胆経に属する経穴が胆の募穴でもあるため、「自経にある募穴」の一つでもあります(他は中府と期門)。
関元は小腸の募穴で、任脈に属し、下腹部、臍中央の下方3寸にあります。左手の寸口の浮に配当される小腸に対応します。
章門は脾の募穴で、肝経に属し、側腹部の第11肋骨端下縁にあります。八会穴の臓会でもあります。右手の関上の沈に配当される脾に対応します。
石門は三焦の募穴で、任脈に属し、下腹部、臍中央の下方2寸にあります。右手の尺中の浮に配当される三焦に対応します。
募穴を整理します。肺は中府、大腸は天枢、胃は中脘、脾は章門、心は巨闕、小腸は関元、膀胱は中極、腎は京門、心包は膻中、三焦は石門、胆は日月、肝は期門です。
選択肢の確認
1.日月
正しい。胆の募穴であり、左関上の浮に配当される臓腑に対応します。
2.関元
誤り。小腸の募穴です。
3.章門
誤り。脾の募穴であり、臓会でもあります。
4.石門
誤り。三焦の募穴です。
覚えるポイント
- 六部定位=浮に腑、沈に臓。左手=寸口(小腸・心)、関上(胆・肝)、尺中(膀胱・腎)。
- 右手=寸口(大腸・肺)、関上(胃・脾)、尺中(三焦・心包)。
- 日月=胆の募穴、第7肋間、前正中線の外方4寸。自経にある募穴の一つ。
- 自経にある募穴=中府(肺)、期門(肝)、日月(胆)。