26AM21第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午前(科目未分類)

固有口腔に存在するのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

口腔前庭と固有口腔の区分を問う問題です。

解説

口腔は、**歯列弓(歯と歯槽突起)**を境として、次の二つに分けられます。

口腔前庭口唇と頬の内面と、歯列弓の外側との間の空間。ここに**耳下腺の導管(ステノン管)**が、上顎第2大臼歯に対応する頬粘膜の位置に開口します。

固有口腔歯列弓の内側の空間。上壁は口蓋(硬口蓋と軟口蓋)、下壁は口腔底と舌で、後方は口峡を経て咽頭に続きます。ここに顎下腺と舌下腺の導管が、舌下小丘と舌下ヒダに開口します。

歯肉は、歯槽突起を覆い歯頸部を取り巻く粘膜で、歯列弓を構成する要素として固有口腔に面しています。選択肢の中では固有口腔に存在するものとしてこれが正答です。

口唇は、口腔前庭の前壁を構成する部分です。固有口腔ではありません。口唇には口輪筋があり、顔面神経に支配されます。

耳下腺は、口腔の外にある最大の唾液腺で、外耳道の前下方から下顎枝の外側にあります。その導管が口腔前庭に開口するのであって、腺そのものが固有口腔にあるわけではありません。耳下腺は舌咽神経(耳介側頭神経を経由)に支配され、その中を顔面神経が貫きます(耳下腺の手術では顔面神経の損傷に注意が必要です)。**流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)**では、この耳下腺が腫脹します。

舌骨は、頸部にある骨で、他の骨と関節をつくらない特殊な骨です。舌骨上筋群と舌骨下筋群が付着し、嚥下と発声に関わります。口腔内の構造ではありません。

選択肢の確認

1.口唇
誤り。口腔前庭の前壁を構成します。

2.耳下腺
誤り。口腔の外にあり、導管が口腔前庭に開口します。

3.歯肉
正しい。歯槽突起を覆い、固有口腔に面しています。

4.舌骨
誤り。頸部にある骨で、口腔内の構造ではありません。

覚えるポイント

  • 口腔前庭=口唇と頬の内面と歯列弓の外側の間。耳下腺の導管が開口。
  • 固有口腔=歯列弓の内側。上壁は口蓋、下壁は舌と口腔底。顎下腺と舌下腺の導管が開口。
  • 耳下腺=舌咽神経、**顎下腺と舌下腺=顔面神経(鼓索神経)**が分泌を支配。
  • 舌の知覚=前3分の2は舌神経(下顎神経)、味覚は鼓索神経(顔面神経)。後3分の1は舌咽神経
26AM2026AM22
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