26AM45第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午前(科目未分類)

脊髄分節と体表知覚の組合せで正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

**デルマトーム(脊髄分節と体表知覚)**の対応を問う問題です。

解説

第4仙骨神経-肛門周囲が正しく、正答です。

会陰と肛門の周囲は、S3からS5の分節に支配され、その分布は肛門を中心とした同心円状(サドル型、鞍状)を示します。この領域の知覚障害をサドル型知覚障害といい、馬尾症候群の重要な所見です。馬尾症候群では、あわせて**膀胱直腸障害(尿閉、失禁)**と両下肢の筋力低下がみられ、緊急手術の適応となります。したがって、腰下肢痛を訴える患者では、この領域の知覚と排尿・排便の状態を必ず確認する必要があります。

第4頸神経-後頭部の組合せは誤りです。後頭部の知覚を担うのはC2(大後頭神経)です。C4の領域は肩から鎖骨の周囲です(僧帽筋の上部にあたる領域)。なお、頸髄の主な指標として、C4=肩、C6=母指、C7=中指、C8=小指を押さえます。

第4胸神経-肩甲骨下角の組合せも誤りです。T4の高さは乳頭の高さです。肩甲骨下角の高さはT7にあたります。胸髄の指標としては、T4=乳頭、T7=肩甲骨下角と剣状突起、T10=臍、T12=鼠径部を押さえます。この四つを覚えておけば、胸腹部のおおよその高位を推定できます。

第4腰神経-下腿外側の組合せも誤りです。L4の領域は、下腿の内側から内果、そして足の内側縁です。下腿の外側L5の領域です。下肢の指標としては、L1=鼠径部、L4=下腿内側と内果、L5=下腿外側と足背、母趾、S1=足の外側縁と小趾、足底を押さえます。

腱反射との対応もあわせて整理します。上腕二頭筋反射=C5腕橈骨筋反射=C6上腕三頭筋反射=C7膝蓋腱反射=L4アキレス腱反射=S1です。

選択肢の確認

1.第4頸神経-後頭部
誤り。後頭部はC2です。C4は肩と鎖骨の周囲です。

2.第4胸神経-肩甲骨下角
誤り。T4は乳頭の高さです。肩甲骨下角はT7です。

3.第4腰神経-下腿外側
誤り。L4は下腿内側と内果です。下腿外側はL5です。

4.第4仙骨神経-肛門周囲
正しい。会陰と肛門周囲はS3からS5の領域です。

覚えるポイント

  • 体幹の指標=T4は乳頭、T7は剣状突起と肩甲骨下角、T10は臍、T12は鼠径部
  • 上肢=C4は肩、C6は母指、C7は中指、C8は小指
  • 下肢=L4は下腿内側と内果、L5は下腿外側と足背・母趾、S1は足外側縁と小趾
  • S3からS5=肛門周囲(サドル型)。この領域の障害+膀胱直腸障害=馬尾症候群、緊急手術
26AM4426AM46
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