26AM48第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午前(科目未分類)

放射線被曝を伴う検査はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

画像検査における放射線被曝の有無を問う問題です。

解説

PET検査(陽電子放出断層撮影)は、放射性同位元素で標識した薬剤(多くはFDG、ブドウ糖に類似した物質)を体内に投与し、その分布を画像化する検査です。したがって放射線被曝を伴います。これが正答です。

PETは、糖代謝が活発な部位に薬剤が集まる性質を利用するもので、悪性腫瘍の検出、病期の診断、転移の検索、治療効果の判定、再発の評価に広く用いられます。近年はCTと組み合わせたPET-CTが主流で、機能的な情報と形態的な情報を同時に得られます。

放射線被曝を伴う検査を整理します。エックス線撮影(単純撮影)CT検査(被曝量が比較的多い)、造影検査(消化管造影、血管造影)、核医学検査(シンチグラフィ、PET)、そして**骨密度測定(DEXA)**です。妊娠の可能性がある場合には特に慎重な判断が求められます。

筋電図検査は、筋に細い針電極を刺入する、あるいは表面電極を貼って、筋の電気的活動を記録する検査です。放射線は用いません。神経原性の変化と筋原性の変化を区別し、末梢神経障害、筋疾患、運動ニューロン疾患の診断に用いられます。

MRI検査は、強い磁場と電磁波を用いて、体内の水素原子核の状態を画像化する検査です。放射線被曝はありません。軟部組織の描出に優れ、椎間板ヘルニア、脊髄、脳、関節、靱帯、半月板の評価に有用です。ただし、強力な磁場を用いるため、心臓ペースメーカー、一部の人工内耳、体内の金属がある場合には原則として実施できません。また、検査時間が長く音が大きいという特徴もあります。

サーモグラフィは、体表から放出される赤外線を検出して体表面の温度分布を画像化する検査です。放射線被曝はなく、非侵襲的で繰り返し行えます。鍼灸の領域でも、施術前後の血流と皮膚温の変化の評価に用いられます。

選択肢の確認

1.筋電図検査
誤り。筋の電気的活動を記録する検査です。

2.PET検査
正しい。放射性同位元素で標識した薬剤を用います。

3.MRI検査
誤り。磁場と電磁波を用い、被曝はありません。

4.サーモグラフィ
誤り。赤外線による体表温度の測定です。

覚えるポイント

  • 被曝あり=エックス線撮影、CT、造影検査、核医学検査(シンチグラフィ、PET)、骨密度測定。
  • 被曝なしMRI、超音波(エコー)、サーモグラフィ、筋電図、脳波、心電図。
  • PET=FDGを用い、糖代謝が活発な悪性腫瘍を描出。PET-CTが主流。
  • MRI=軟部組織に優れる。ペースメーカーと体内金属は原則禁忌
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